「Penz」商品購入はコチラから!

HEAD|エクストリームMP 2020|インプレ・レビュー

本記事について
  • エクストリームMP 使用感は?
  • 性能、価格等メリットを解説
  • 他競合モデルと徹底比較

硬めで弾くスピン系モデル

ガッチリしたフレームで黄金スペックの中でも硬派な使い心地のエクストリームMP

前作のネックな点だった「不必要な遊び感」がなくなり、パリッと飛ばせるエクストリームらしさが戻りました

Embed from Getty Images

特徴・変更点

  • しなり感がなくなった(戻った)
  • 2018モデルより飛ぶ
  • ガッチリとした打ち心地に
今作「エクストリームMP」はどんな感じ??

陽気なA君

ぺんてぃ

ボヨンっとしたしなり感がなくなり、すっきりした打ち心地!

飛びもそれなりに良く、一定深さに安定して飛ばしやすい安定感も魅力だよ!

本記事では「エクストリームMP 2020」使用感についてまとめてみました!

【レビュー】エクストリームMP 2020

EXTREAM MP 2020

  • スピン系の黄金スペック
  • 持ち上げやすさ、回転量◎
  • 柔らかめのガットと合わせたい

今作の「エクストリームMP」は黄金スペックをしっかり踏襲していて、前作よりも扱いやすくなっています

適度に飛び・適度に引っかかる「あっさり感」が根底にあるため、必要以上に暴れないのがいいところ。すこし弾きが強い気もしますがコントロールしきれる範囲内です

オートマチックな回転の掛かりを使って、スピン量をコントロールするのが楽しいラケット

ぺんてぃ

男性よりも女性の方が恩恵を感じられると思う!

特に弾き感が嫌なら「ナイロン」を使うという選択肢もとれやすいしね!

デザイン

スペック

  • 基本重量:300g
  • フェイス:100inch²
  • バランス:325mm
  • フレーム厚:23-26-21mm
  • フレックス:RA66
  • SW:325
  • 長さ:27inch
  • パターン:16/19

ぺんてぃ

前作よりフレックスが3ポイントアップ!

前作で感じたパワーロス感は「フレックス3ポイントUP」で解決されたのかも!

打球感:ガッチリ系

  • 若干たわむが、しならない
  • ダンプ無→パーン
  • ダンプ有→バシュ

一瞬だけ咥えこむホールド感 + ブレの少ないガッチリした打感

パワーロス感の少ないあっさりとした打感のため、打球情報を多くしたい方は「柔らかくてたわむガット」を合わせましょう

ポリなら、アルパワーやポリツアープロなどを張れば鋭角感を少なく出来ます

ぺんてぃ

中厚ラケットらしい「コン」とした短めの打感!

ベタっとした打感にするには、要セッティング!

弾き感:強め

  • 強い弾き感
  • 球離れが特に早い
  • 擦り上げたい人は注意

早めの球離れは好き嫌いわかれると思います。テンポの速いラリー時にはちょっと怖さを感じます

またボールを抑え込むために擦り上げる必要性はありませんが、緩急をつけるためにボールを擦りたい方はガットを緩く張るとよいです

ボールをきっちりインパクト出来るのであれば「接触時間」自体は感じられます

ぺんてぃ

中厚らしい弾き感を求める方にオススメ!

引掛かり感:やや強め

  • ボールを持ち上げやすい!
  • 軌道が半自動的に上がる
  • 引掛かり感もちょうど良い

エクストリームの強みである「ボールの持ち上がりやすさ」は健在。勝手に上にボールが飛んでくれます

軌道があがりやすいメリットは、球質どうこうの話以前にネットミスが減ります。また落下角度が大きくなるのでボールも弾みやすくなります

前作より硬くなったことで「引っかけられる」感触も強くなりました

ぺんてぃ

目の粗いエクストリームは、ストロークに特化するなら特にオススメ!

フィーリング以上に、ボールの質が良くなりやすい!

セッティングについて

  1. 硬めのポリはNGか
  2. 飛びが悪いガットでも大丈夫
  3. テンションは45P以下(ポリ)

弾きが弱いものを選んだほうが、使いやすいと思います

ポリツアープロプロフォーカスアルパワーあたりが具体的な候補先です。キャビア124だと収まりは良いけど終始硬さを感じていました

飛びすぎを感じて苦手だなと感じた方も「実は弾きすぎが原因だった」可能性があるため、緩くして張りなおして使ってみましょう

ぺんてぃ

ピュアドラ2021のような「硬くて弾く」ラケットとはまた違ったフィーリングなので、硬さに目を瞑ればどんなガットでもそれなりに使えるとは思うよ

【比較】類似・競合モデル

エクストリームMP 2018|HEAD

【HEAD】エクストリームMP 2018 インプレッション

2018モデルは「ガットの撓み感」を強く感じられるのが特徴です

手元でボールの接触時間が長く感じられるからか、回転にかなりパワーが逃げる感じがありました

想像以上にタフな使用感のため、パワーがないと前作モデルはしんどそうです

ぺんてぃ

黄金スペックらしいパワー・回転を求めるなら「間違いなく2020モデル」がオススメ!

ピュアドライブ 2021|BabolaT

BabolaT|ピュアドライブ2021|インプレ 評価 レビュー

エクストリームが最も意識していそうなライバルモデルは「ピュアドライブ」

ピュアドライブの方が1発を打ち抜けるパワー性能が高く、エクストリームの方がコントロールと安定感が良いです

じっくりとラリーしたい方は「エクストリーム」を選びましょう

ぺんてぃ

ピュアドラだと安定しない人は「エクストリームMP」を使ってみるといいよ!

ピュアアエロ2019|BabolaT

BabolaT|ピュアアエロ2019|インプレ 評価 レビュー

コンセプトは似ていますが「ピュアアエロ」と「エクストリーム」は使い勝手が全然違います

アエロはラケット自体で弾く感じがあまりないので、擦り上げたい方・遅い球離れが好きな方が好む傾向にあります

フルパワーで打った時の収まりの良さはアエロ、楽に良い球質を打ちたいなら「エクストリーム」をどうぞ

ぺんてぃ

プロは自分からボールを飛ばせるから、アエロの方を選ぶ選手が多いと思う

けど~中上級レベルであれば、エクストリームの方が良い球を打ち続けられると思うよ!

【評価】エクストリームMP 2020

「硬さ・弾きの強さ」といった点が気にならなければ、オールラウンドに使えるエクストリームMP

黄金スペックらしく失速感のすくない鋭い球を簡単に飛ばせるため、万人ウケするモデルに一本だと言えます

ベースラインに張り付いて、弾むボールを使って立体的にプレーしたい方にオススメです

ぺんてぃ

学生や20代の男性にはオーバーパワーだけど、ジュニアや女子連の方には強い味方になると思う!

使用者はそこまで多くないので、ラケットも被りつらいよ!

「最安値」はコチラから

関連記事

2022年|テニスラケット 新作情報|モデルチェンジ・最新情報

黄金スペック|人気のテニスラケット を徹底比較してみた|おすすめ

中級クラスを教えていて思う、ラケット選びの失敗例

5 COMMENTS

エクストリーマー

普段エクストリームMPを使っています。
記事参考になりました。
ガットのテンションについて相談があります。
普段は54ポンドと高めで使用しています。
引っかかりが強いため、チャンスボールでフラットを打ちたい時に引っかかりを抑えたいということと、コントロール性の観点からです。
ただ、50-54ポンドの範囲でしか使用したことがありません。
このインプレで使用したテンションが分かりませんが、推奨のポリ45ポンド以下ですとフラットの打ちやすさ、コントロール性はどのように感じましたでしょうか?

返信する
ぺんてぃ

僕が45Pでキャビアを張った時に硬さを感じたので、それよりも低めに張ってみることをおすすめしました!

たしかにテンションを緩くするとたわみが増えボールの軌道が上がりやすくなるため、フラット気味に打った時に回転がかかってしまう感覚は増えるかもしれません。

しかし基本的なコントロール性能はさほど悪くならない(むしろスイング全体のたわみ量が似て安定すると僕は感じる)ため、思いきり落としてみてもいいかもしれません

僕ももともと10年前とかはピュアドライブを56〜58Pで張っていた時期がありましたが、同じフレームでも46〜52Pに落とした方がコントロールは良くなりそこからローテンション気味で落ち着いています。

硬めに張るとフラット系のボールも抜けやすくなるので、僕は緩く張った方が打ちやすいかなとおもってます!

返信する
エクストリーマー

普段エクストリームMPを使用している者です。
記事参考になりました。
ガットのテンションについて相談があります。
普段はヨネックスポリツアーレブを54ポンドと高めのテンションで使用しています。
理由としてはラケットの引っかかりが強いため、チャンスボールをフラット系で打つ時に引っかかりを抑えたいということとコントロール性からです。
ただ、50-54ポンドの範囲で使用したことがありません。
本記事で推奨されていたポリ45ポンド以下の場合、フラットの打ちやすさ、コントロール性はどのように感じましたでしょうか?

返信する
エクストリーマー

ありがとうございます。
今日3種類のテンションで試してみました。
ガットはポリツアーレブで54(いつも),44,40の3種類です。
いつも使ってる54と比較して
■44
1番変化したと感じたのは打感です。
いつもより10ポンド違うため柔らかく(ガットが撓むのが分かる感じ)、ホールド時間が長く感じました。
ストロークについて、
球離れが遅く感じ焦ったい感じはありました。スライスも最初は球離れが遅く回転が掛かりすぎて弾道が上がりましたが慣れると問題無しでした。
飛びは飛ぶようになると思ってましたがむしろ飛ばないように感じました。
スピンは飛びが悪く感じたためかいつもより少し少なくなりました。掛けようと思えば掛かります。
ボレーもストローク同様で飛びは悪く感じましたが、ホールド時間を長く感じ、速いテンポの中で安心感がありました。
サーブはスピンサーブはかなり打ちやすかったです。
速度はあまり変わらずだと思います。

■40ポンド
ガットの撓みが凄く大きく感じました。
打つとベコッボコッと凹む感じです。
しかも全然飛ばなかったので、あまり使用していません。

心配していたコントロール性の悪化とフラット系の打ちにくさは感じなかったので、44をもう少し使い込みつつ54と44の間を探ってみようかと思います。フラット系に関してはホールド時間が長いためかすっぽ抜けは普段より無かったです。

返信する
ぺんてぃ

レポありがとうございます!44がいい感じだったのですね!

44〜48くらいで適正テンションを探してみても良さそうです!焦ったさを感じる場合は少したわみすぎ(柔らかすぎる)際に感じる現象なので、46〜48くらいが良さそうとおもいました!

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です