2018年秋冬に発売されたグラフィン360のエクストリームシリーズ
真っ黄色のカラーリングは、遠目から見てもはっきりエクストリームとわかる仕上がり
🆕HEAD最新エクストリーム🆕
グラフィン360エクストリームが新発売!
「強烈なスピン」を放ちたいストローカーのために開発されたラケットです。https://t.co/llJ9izouJn#テニス #テニスラケット pic.twitter.com/zos4XhKgmp— tennis365.net テニス365 (@tennis365) 2018年10月13日
本記事ではエクストリームMP360の使用感と、他モデルとの比較についてまとめてみました!
【レビュー】EXTREAM MP 2018
- スペックの割に控えめな飛び
- 守備的プレーで光る操作性能
- いぶし銀テニスのベテラン選手向け
明らかにピュアドライブを意識して作られてきただろう歴代の系譜と異なる、今作のエクストリーム360。飛び・打感・スピンの掛かりのどれをとっても中厚スペックらしくない落ち着いた使用感で、攻めるよりも崩すのに特化した嫌らしさ満載の使用感。
ベースラインからのパワープレーを軸にするとハマりません。一方で薄ラケで再現しづらいスピン量やパワーを使って、打点を狂わせミスを誘うテニスや、隙をついてポイントを狙う効率の良さを求めるテニスに向いています。
ダブルスプレイヤーや、ロングラリーを好む方におすすめ!
スペック
- 基本重量:300g
- バランス:325mm
- フレーム厚:23-26-21mm
- パターン 16/19
- フレックス:RA63
- SW:328 (ガット込)
- 発売時期 2018年12月
打球感:モッチリ系

過去のエクストリームのようなガシュっとした感覚はなく、むにゅっとホールドする感覚は好き嫌い分かれそう...
ガンガン自分から打っていくよりも、しこり系のスピンをベースに緩急をつけてミスを誘う玄人好みの設計
弾き感:控えめ

しなるというよりボールを受け止める感覚が強く、打感に鋭角感がないので中厚フレームのカンカンした球離れが嫌いな方には好まれそう
目が粗い分飛ばないという事はなかったので、パワーアシストは期待できます
引掛かり感:やや控えめ

打球音が間延びするので、コン!っとした短いインパクトが好きな方は振動止の使用が推奨
ジョリっと点の打点で回転を掛けるのではなく、グリっと線上でボールを捉えて回転を掛けれると良い軌道になりました
類似・競合モデルとの比較
ピュアアエロ2019
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エクストリーム2018でじれったさを感じた方にはちょうど良い球離れ感を持っているので、ピュアアエロ2019はタッチが良いと感じられそう
ホールド感・球持ちの良い柔らかめのストリングを合わせることをお勧めします

REVO CV3.0
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上記2機種の間に位置する使用感で、ストリングパターンが細かい分、ボールを潰す・しなる感覚が掴みやすいのが特徴
エクストリーム同様パワーアシストが控えめなので、飛びやすいセッティングで合わせるのもおすすめ

エクストリームプロ 2018
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プロの方が取り回しが悪いのですが、打ちに行ったときに球がしっかり潰れてくれたり、スピンが掛かってボールが持ち上がってくれたりとメリットを強く感じられます
パワーアシストが強く、癖がそれなりにある点が検討ポイント

エクストリームMP 2018
【エクストリームMP360】
グラフィン360搭載により、カンカンした硬さがソフトになりました!
引っかかり感が控えめになった一方で、スピンはしっかり掛かってるなというフィーリングはあります!
スピン・スライスボールを混ぜながらオールラウンドにテニスをする方向け!#extream360 pic.twitter.com/AMWAr3oEYB— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) 2019年5月24日

こんな俺にはどんな立ち回りが有効だと思う??[/st-kaiwa1]
・左右振り回し+ポジションを下げさせる
・浮いたボールをスチールしてボレーで決める

しっかりボールを弾ませて相手の苦手をついていくことが、取りこぼしを抑え堅実に勝ち上がるための大事な要素
これらの技術の底上げだけでなく、スタミナ温存も狙える今作のエクストリームはとても適任!カンカンしたラケットが苦手で中厚系のラケットには手が出せなかった方には特におすすめ!

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