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競技用テニスラケット選びの心構え

この記事の概要
  • 競技用のラケット選びとは
  • 打ちやすさが全てじゃない
  • 2種類の失敗しない方向性

ラケット→邪魔をする?

テニスラケットを機能面で選ぶとなると「打ちやすさ」を基準にすることが一般的だと思います

しかし漠然とした打ちやすさを求めた結果、試合に勝てなくなった・どのラケットが良いのかわからなくなったという方はいないでしょうか?

本テーマについて、ぺんてぃが解説していきます

競技系ラケット 探すコツ

  1. 邪魔しないラケットを探す
  2. プレー環境に合ったラケットを使う
この記事はテクニックや選ぶコツを紹介するというより、正しい競技用ラケットとはなにか?について書かれて記事っぽいね!

陽気なA君

ぺんてぃ

その通り!

テニスを競技として行う上で、どういうことを考えながらラケット選びをしていったらいいかについて書いてみたよ!

本記事では「競技用ラケットの探し方」ついてまとめてみました!

競技用ラケットとは

競技用ラケット の考え方

  1. 打ちやすさ < 勝ちやすさ
  2. 地味な使用感こそ「至高」
  3. ラケットはプレーの邪魔をする

競技用ラケットとして考えるうえで最も重視すべき要素は「勝ちやすさ」

どんなに打ちづらいラケットでも「試合で勝てるのなら使う」というテーマを必要条件に、その後に打ちやすさやデザイン等の要素を検討していく必要があります

また試合で勝ちを導きやすいラケットは「あまり邪魔をしてこない」特性を持っています

邪魔されているケース
  • プレー中、ショットの出来が気になる
  • 対戦相手の動きが見れていない
  • 戦略や戦術に思考をまわせていない
  • 動きがドタバタする
  • 早いボールを打ち返すのが苦手
  • 特定のショットが打ち辛い
  • 足は速いのに、ラリーで走れない

邪魔をされる とは

  • テニスは予測しながら動く競技
  • 内側への意識が動きを遅くする
  • 弱点をカバーする必要性が生まれる

インプレ―中は「無意識」に動き、プレーとプレーの間では「思考」を行う必要があります

人の反射神経の限界は「0.2秒」といわれているので、ロブロブ合戦以外のラリー時では「あれこれ調整する」時間は基本的にはありません

またボールとラケットが衝突するインパクト時の情報は、ショットの結果によって得られる情報です。インパクト前後の動きを考え出したら、相手のことも試合展開の事も考えられなくなってきます

要するに「ショットの調整をしよう」なんて思ってしまう時点で、競技用としてふさわしいセッティングに仕上がっているとは言えないのです

ぺんてぃ

同じネットミスでも、、

× ボールをもう少し押して、面の角度は…

△ネットミスが多いから、もっと上に打つ

〇相手の球質に合っていなくてネットしているから、テンポを変えて調整しよう

地味な使用感 が大事

  • つまらない → ◎ 上手くいきやすい
  • 強すぎる手応え →  × パワーロス
  • いかに外側に意識が向けられるか

派手な打感や身に余る過剰なパワーアシストが、自分の実力を底上げするということは基本的にはありません

むしろ一部分のショットでは良くてもそれ以外のシーンでデメリットになっていたり、そもそも良いと思っていたところで飛びすぎちゃったり余計なことをしがち

「競技用」としては、なるべくトゲが少なくてどのショットも平均点並に使えるラケットを選ぶのが理想です

ぺんてぃ

自分が邪魔をされづらく、どのショットも満遍なくこなせる癖のないラケットこそ、自分だけの競技用モデルになり得るんだ!

例外:プレーレベルに合わせる

  • 邪魔をされない、では勝てない環境
  • 自分の戦うレベルに合わせて選ぶ
  • 例→海外選手と戦うために重くする 等

プレーするレベルに対応するために、自分の使いやすいモデルよりも難しいラケットを使わなければならない方もいます

例えば日本のプロ選手でも自分よりもパワーのある選手に一方的に打ち崩されないようにするために、360gのラケット(一般社会人はガット込み320g~330gくらい)を使う。なんてことはざらにあります

邪魔をされないラケットで勝てない場合に、ラケットに助けてもらう意図を持って道具選びをする必要性が出てくるのです

ぺんてぃ

コントロールしやすい薄ラケを本当は使いたいけど、パワーがないとやられちゃうから黄金スペックを選ぶ

みたいなケースだね!

失敗しない 2つの方向性

競技モデルの「2択」

  • 邪魔をされないラケットを選ぶ
  • 求められるスペックを使う

「邪魔をされない」モデルはどれか? を念頭にいれて探せば 9割の人は問題ありません

自分の実力以上のショットスピードを出せるラケットを使うより、自分本来の実力をコンスタントに出しやすいラケットの方が競技用としてはふさわしいと言えます

そのうえで本来の実力では勝てない場合にのみ、ラケットのアシストによって実力のドーピングを出来ないか検討しましょう

全てを満遍なくは難しいですが、一部分のパワーアップ自体は不可能ではありません

ぺんてぃ

もちろん道具で何かの項目伸ばすのであれば、それ以上のデメリットも覚悟しなきゃいけないよ!

自分の実力が環境内で十分なのであれば、ラケットに特別ななにかは求めなくていいよ!意識してみてね!

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