高速フラットショットの打ちやすさに特化した『FX500 2020』
回転の掛かりやすさを犠牲にした分、まっすぐ滑って伸びる変化が強調されています
「自然に使っても収まる」人に対して、強力なパワーサポートをしてくれるモデルです
≪FX 500 2021≫
- コアなファン層にぶっ刺さり
- 同じ深さにボールが落ち続ける
- 2023年モデルも要チェック!
【#FX500】
2020年春夏、最も気になっていたラケットの1つであるFX500スピンを掛けてあれこれするより「男前テニス」でドカンドカン打ちたい人、仕掛けを早めたい人におすすめ
僕にはオーバーパワー・球離れが早すぎたため「SX300」の方が好みでしたが、「乗るのに飛ぶ」を体感したい方はFX500👍👍 pic.twitter.com/1qGs5Uzxy3
— ぺ ん て ぃ (@racket_labo) July 24, 2020
ぺんてぃ
2023年モデルも評判がいいから、新作も逃さずチェックしよう!
本記事では「FX500 2020」の使用感と、他モデルとの比較についてまとめてみました!
『FX 500 2023』の最新情報はこちらから
【レビュー】FX500 2020
- 剛性感のある硬めな打感
- 黄金スペック以上の飛び
- スピンは必要最低限
- コントロールは意外と良い
球離れの早さや余りあるパワーを持つため、万人に奨められるラケットではありません
ただトンチンカンな飛びなわけではなく、一定の地点にボールが集まるように「アシスト」される感覚があります
セッティングで安全圏に狙いを固定できるなら、十二分にプレーを支えてくれるでしょう
ぺんてぃ
デザイン
スペック
- 基本重量:300g
- フェイス:100inch²
- バランス:320mm
- フレーム厚:26-23mm-
- フレックス:RA71
- SW:314(ガット有)
- 長さ:27inch
- パターン:16/19
柔らかさ:★☆☆☆☆
- 剛性感のあるガッチリ感
- ダンプ無→淡白な打感
- ダンプ有→ガツーン
「遊び少なめではっきりした」硬い打感が特徴
フェイスにボールが乗る感触こそありますが弾き感が強い事もあり、硬めの淡白な打感に感じました
ホールド感はほとんどないので、ガットでの工夫が必要だと思います
ぺんてぃ
フルポリはテンションに注意!
パワー:★★★★★
- 飛び、弾きかなり強め
- ボールの接触時間も短く感じる
- バーンFSTのような感触
飛びが良くて弾きも強いので「好みの個人差」はハッキリでます
スピンをしっかり掛けたい人、ボールを潰して押し込む系のテニスには正直マッチしないかも
逆にフラットドライブ系でパンパン飛ばすユーザーには向いています
ぺんてぃ
これを収めるとなると僕は130ゲージの太いガットを採用するかな?
【太いポリを使う理由】
・面安定生が高まる
・飛びを抑えられる
・テンション維持良い飛ばなさを使って、振り抜き感UP、ラリーテンポUPって人もいるかな
ちなみに学生かゴリラじゃないと切れないだろうから耐久性の高さは一般人には関係なし🤔
学生でないかつ10時間切断な僕はゴリラと判明🦍 pic.twitter.com/jxbUzHn59U
— ぺ ん て ぃ (@racket_labo) August 7, 2020
スピン:★★☆☆☆
- 攻撃的なスピンボールは◎
- しこるボールは浅くなりがち
- スライスの伸びは良い
失速しない程度には、回転は掛けられます
収まりさえすればストロークのバウンド後や、スライスの伸びが非常に優秀です
球質で相手を差し込めるほどに、伸びのあるボールを武器に出来ます
ぺんてぃ
シングルプレイヤーよりダブルス系の方がいきるかも
FX500 2020|比較
≪FX500 2020≫ 評価
- 黄金スペック内で十分に差別可能
- 個人的には「硬すぎた」
- ツアーの方がバランスが良い
「ラケットの出来栄え」という観点では、優れらラケットで他モデルとも十分区別可能です
FX500の性格的に「フラット」主体のテニスの方が合うため、スピン系モデルの多い『黄金スペック』内でも目立つ存在になっています
打感の硬さだけ気になる場合「500ツアー」を使うか、ガット変更で様子を見ましょう
ぺんてぃ
SX300 2022|DUNLOP
スピンをしっかり掛けたい人の定番「SX300」
粘る打感でボールを潰しながらスピンを掛けていきたい方は、SXのほうがオススメです
前作よりも飛ばず、しなる・張り付く感覚が強くなっています
ぺんてぃ
こちらはホールド感が強くて、ボールが出て行きづらい特徴があるので「弾くガット」と合わせるといいよ
BEAST100|prince
FXのような飛び感はありつつも、よりホールド感を重視したい方には「BEAST(ビースト)」を勧めます
どちらも良く飛びますが、ビーストの方がナチュラルスピンの量が若干多いぶん勝手に入ってくれる感覚が強くなります
より楽にボールを飛ばしたい方は、ビースト100を選んでみましょう
ぺんてぃ
ただFXよりもボールが散らばりやすいので、コントロール性能を求める方は要注意
PUREDRIVE 2021|BabolaT
パワーをラケット形状で抑え込むのではなく、自分のスイング感覚で抑え込みたい方には「ピュアドライブ」
歴代モデルよりも勝手に収まる感覚が強くなり、扱いやすくなりました。FXよりも少し上めの軌道で飛び回転量で落とすイメージ
FXよりもホールド感が欲しい、ビーストほど掴んでほしくない方は「ピュアドラ」をどうぞ!
ぺんてぃ
セッティング系の記事も豊富なので、迷っている方は関連記事もチェックしてみてね!
FX500 2020|レビュー
【#FX500】
2020年春夏、最も気になっていたラケットの1つであるFX500スピンを掛けてあれこれするより「男前テニス」でドカンドカン打ちたい人、仕掛けを早めたい人におすすめ
僕にはオーバーパワー・球離れが早すぎたため「SX300」の方が好みでしたが、「乗るのに飛ぶ」を体感したい方はFX500👍👍 pic.twitter.com/1qGs5Uzxy3
— ぺ ん て ぃ (@racket_labo) July 24, 2020
飛び感がマッチしたプレイヤーが扱う「FX500」はもはや凶器
小手先の微調整はしづらい分、そもそもの感覚が合っていると「スゴイ球が収まり続ける」し「ミスもしづらい」メリットに繋がります
自分からボールをハードヒットし、攻撃的なゲームメイクをしたい方に使って欲しいです
ぺんてぃ
自動でパワーボールを量産し続けられるFX500か!好みの方をチェックしてみてね!