トッププロを始め、多くの一般プレイヤーも愛用するルキシロンのポリストリング
その中でも特にこのアルパワーとアルパワーラフの人気は飛び抜けてます。
他メーカー製品と比較される事もかなり多い人気モデルをそれぞれ220mのロールを使い込んだ結果をまとめていきます。
目次
アルパワー、アルパワーラフの違い

引用元 ショップ – 楽天市場
スピードボールにはアルパワー!
アルパワーの方が直線気味に球が飛ぶので球足が速く感じます。
またラフよりも打感がシャープで球離れが良いのも特徴です。飛びもラフよりいいです。
310g程度の重いラケットに合わせた際にはアルパワーの方が気持ちよく打て、コントロールもアルパワーの方が良かったです。
逆に中厚フレームに合わせた際にはやや飛びすぎを感じました。
しっかりボールを捉えるラフ!
アルパワーラフの方がガシッとボールをホールドしてくれます。
球離れが速い中厚フレームと相性が良かったのはこちらのラフの方で、飛びすぎをやや抑えてくれる感覚がありました。
打感もアルパワーよりも柔らかく感じ、普段使いにはショットの精度を高められるアルパワーラフの方が便利でした。
実際どっちが好みだったか
結論から言うと私はアルパワーラフの方が好みでした。
自分はピュアドライブやREVO3.0CV等の中厚フレームを好んで使っていることが理由にあります。
フレームでボールを飛ばし、ストリングでボールを潰すセッティングが好きなので、ホールド感の強いラフの方がしっくり来ました。
アルパワーもよかったのですが足元に返されたショットの処理や、相手の速いショットを受けた時の返球の安心感は、ラフの方がありました。
アルパワーとラフで迷っている方へ
フレームの重さで決める?
正直どちらも良いストリングなのでどっちを使っても満足できます。
しかしながら打ち比べれば違いがわかるだけに、どっちを使おうか決め兼ねる方も多いと思います。
その場合はフレームの重量を基準にしてみてもいいかもしれません。
特に決め手がない方は、フレームが重く面の小さいラケットにはアルパワー、中厚フレームにはラフを選びましょう。
パワーアシストがそれぞれいい具合に作用すると思います。
テンション維持が悪いっていう話
テニス界隈でアルパワーシリーズ=テンション維持が悪評が立っています。
もちろんポリなので良い部類ではありませんが、さほど他のポリと変わらないと思います。
ちなみに海外テニスサイトのTWでは全ガットの平均並というデータが出ています。

ヘビーユーザー量産中のアルパワー兄弟
トッププロの使用率の高さも群を抜いていますが、アマチュアレベルでもアルパワー・アルパワーラフを愛用している人は非常に多いです。
ただアルパワーはそこそこ価格が高いのが難点となります。
試しに使ってみたいとな~いう方はネットでロールカット品から試されることをお勧めします。
1,000円程度安く手配出来ます。
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