- ラフ加工について解説
- 凸凹で変わる使用感とは
- ラフ加工モデルを一覧で確認
ガット表面の「凸凹」の特性知ってますか?
主にポリストリングで採用されている「ラフ加工(凸凹)モデル」は、普通のタイプと何が違うかわからない方は少なくありません
ラフ加工モデルとノーマルモデルの性能の違いを「ぺんてぃ」が解説していきます
ぺんてぃ まとめ(PR)
◾︎20代()テニスブロガー
・RACKET LABO 360万PV
・関西大会 MD 3位
・クラファンでぺんてぃダンプ
・PGZ ナチュラル
・ぺんてぃTシャツ
・まいにち盛田 アカ 設計
・1年 280人サークルつくる🎾
・使用ラケット300種 以上
・使用ガット 100種 以上もっと実績溜めます☺️ pic.twitter.com/w8CB39Gmxy
— ぺんてぃ (@racket_labo) February 19, 2022
≪ラフ加工ストリング≫ 要約…
- 表面よりも「太さのムラ」がポイント
- 一概にスピンが掛かるわけではない
- ホールド感(たわみ)を大きく出来る
陽気なA君
ぺんてぃ
ラフ加工ストリングは「感覚」を大事にする人にこそ合うと思う!本文でまとめてみたよ
本記事では「ラフ加工ストリングの違い」についてまとめてみました!
ラフ加工ストリングとは
- 表面加工で「凹凸」をつけたもの
- 引掛かりが良くなるは「間違い」
- 音と伸縮性能に効果あり
「ラフ加工ストリング」と「ノーマルストリング」の違いとして注目して欲しいのは「ガットの太さ」です
通常のガットが1.25mm均一だとすると、ラフ加工ストリングは「1.23mm~1.27mm」くらいの太さのムラが起こります
表面のラフ加工自体が効果があるのではなく、大部分はこの「太さの不均一さ」が影響していることを知っておきましょう
ぺんてぃ
太さのムラがあることで…
- 打球時にガットが伸縮する
- 面がたわみやすい
- ボールとの接触時間が伸びる
ノーマルモデルよりも明らかに「ホールド感」が増えます
太さのムラがあることでボールを受け止める際に「均一モデル」よりもガットが伸縮し、たわみが大きくなるのです
面のたわみ量が増えることで、結果的にボールを受け止める時間が長くなります
ぺんてぃ
次の段落ではメリットを解説するよ!
ラフ加工モデルのメリット
- 掴む「安心感」につながる
- 回転を掛けられる気がする
- 引っ掛かる「音」がする
- ボールが若干飛ばなくなる
「ラフ加工」があることで、よりフィーリング的な部分に影響します
ラフ加工ガットの方が回転量が増える根拠はなく、むしろ減るケースもあるため「あくまで回転をかけられる気がする」ということなのです
「フィーリング」「安定感」に対して優位な効果があると考えています
ぺんてぃ
もしかしたら「スピンが掛かっている気がする」のは次のデメリット要素?から感じていることなのかも
ラフ加工のデメリット
- 弾き感が弱まる
- ボールが前に飛びづらくなる
- ↑の場合、ネットミスが増える
ホールド感が増える、というのは「良い事」だけではありません
思ったよりスピードが出ず「もっさりした」打ち心地になります。またボール自体も失速しやすいです。
「失速して収まっている→ブレーキがかかっている→回転かかっている?」と誤解する方も少なくありません
ぺんてぃ
失速してもミスが減っていたり、相手が嫌がる球質になっていたりすれば「有効」なんだよね
「好きなセッティングと勝てるセッティング」は必ずしも一致するわけではない
僕はピュアドラにブラストを合わせるのが好き。しばけるし球も走ってる
けどいざ試合するの強いのはアルパワーとかブラストラフ
フォア打ちづらくなるし球も遅くなるのに、勝率はあがる
不思議だよね🐧
— ぺんてぃ (@racket_labo) February 25, 2022
「ラフ加工」を使って欲しい人
- ラケットの飛びを抑えたい方
- 弾き感を和らげたい方
- ラリーの安定感を高めたい方
攻撃的なボールを打ちたい方よりも「安心感」「安定感」を重視する人に使って欲しいです
「エグいスピンボールが打ちたい」と思って使うと、がっかりする・違いがわからないという事態になりやすいです
横ポリで「ナチュラルとハイブリッド」に使うなら、個人的にはラフ加工の方が好きです
ぺんてぃ
モッチリしたフィーリングが強くなるよ!!
ラフ加工ストリング一覧
- Luxilon|アルパワーラフ
- Luxilon|エレメントラフ
- BabolaT|RPMラフ
- Polyfibre|TCSラフ
- Polyfibre|ブラックベノム ラフ