低迷が見られたプリンスの立て直しに大きな貢献をしているテキストリーム。
【プリンス】
NEWラケットのカタログが届きました。「テキストリーム」というフォーミラー1にも使われているカーボン素材だそうです。興味がある人はこちらから→http://t.co/L7uIHzIhMv pic.twitter.com/0jiZyJlhkm— ユニークスタイル (@teamuniqstyle) 2014年10月7日
今回のビーストシリーズは第二世代テキストリームと言われ、従来のカーボンにトワロンというケブラー素材が混ぜられています。
【70-68「ファイナルセットだけで8時間11分」】
ウィンブルドン2010で「ギネス記録12個とか」
イズナーが経験した「3日間/11時間5分」そのゲーム#Wimbledon #アンダーソン #イズナー 200cm超対決 pic.twitter.com/i0OoJ86ErC— footthink (@uclar_senal) 2018年7月13日
ビックサーバーのイズナーが使用しています。
ビースト100 2017 スペック
- 基本重量:300g
- フェイス:100inch²
- バランス:320mm
- フレーム厚:24-26-23mm
- SW:322
- フレックス:RA67
- パターン:16/19
- 発売時期 2017年9月
ビースト100 2017 インプレ
打球感:カッチリ系
フレームは硬いのに打球感はソフトというのが大きな特徴。
硬さを使ってキレよく飛ばせる感覚は多くの方に好まれやすい味付け。
カンカンした硬さがあるので、テンションを落とすか柔らかいガットを合わせるとちょうど良いです。
弾き感:強め
かなりあっさり弾きます。球離れは早いのですが、一般的な中厚フレームよりも飛びは控えめ。
低い打点から持ち上げる際、高い打点のボールを叩く時など、やや難しいボールの処理をこなせる器用なラケットです。
弾きを抑えるためにボールを擦る必要がある一方で、ベースラインからドカンと一発ぶち抜くためのパワーはやや足りないかなと思います。
引掛かり感:やや控えめ
目が細かい分だけ引掛かり感はやや控えめ。擦るショットも全然打てますが、ヘビースピンは打ちづらいです。
厚めに当ててちょうど収まるパワーの方にはストレスなく取り回せます。引掛かり感の強いガットと合わせると更にコントロールが良くなります。
スピンを掛けてディフェンス気味にテニスをするよりも、ガンガンフラットドライブ系を打っていくのに向いています。
類似・競合モデルとの比較
類似モデル:ピュアドライブ2018
ビースト100はソフトな打感、ピュアドライブはマイルドな打感。
ピュアドライブの方が軌道を上げやすく、スピンが掛けやすいフレームです。
ピュアドライブはパワーアシストもあるので、攻撃的なスピンボールをねじ込みたい方にオススメ。
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類似モデル:ピュアアエロ2019
ピュアドラと同様、ピュアアエロの方がマイルドな鋭角感のない打球感。
飛びはピュアドラとビーストのちょうど間位に位置します。
抑えも効いているので、しなり感を感じつつ厚めのあたりを打ちたい方向け。
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類似モデル:REVO CV3.0F
フレームの剛性感がそっくりなREVO CV3.0F。
CV3.0Fの方がパワーアシストがあり、ボールの伸びを感じられます。
収まりを重視するのであればビースト100、ボールの伸びを選ぶのであればCV3.0Fがおすすめ。
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ビースト100 2017 評価
【ビースト100】名前とは裏腹に、サポートが整ったパワー系ラケット。かっちりとした球離れと樹脂材グロメットによる滑らかな打感が特徴。
目がやや細かめなので厚い当たりのボールがGood。ピュアドラよりもコンスタントにいいボールを打ちたい方向け。僕も1年程お世話になりました👍 pic.twitter.com/8pjKNYdiya— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) 2019年5月7日
振れば振った分ボールが飛ぶため、他の黄金スペックにない素直なタイプのフレームです。
アルパワーのような弾くガットよりも球持ちの良いエレメントの方が打ちやすかったです。マイルドな打感の130ゲージのポリが合うと思います。
穴あきフレームでないビースト100は使用者からも高評価を集めています。ライト層から上級者まで存分に使えるモデルです。
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