ラケット使ってテニスをする以上、絶対に避けては通れない自分とテニスラケットとの相性
ボールをパンパン打って楽しいな~、とか年に数回遊ぶ程度だったら全く気にしなくてOK!
ぺんてぃ
しかしながら本記事に来た方のほとんどは、シンプルに「試合で勝ちたい」という熱い気持ちを抱えたテニスプレイヤーなのではないでしょうか?
もちろん、最低限の練習は必要です!
最近の、練習こそ正義、道具にこだわる下手くそ=バカ。みたいな論調が目立ってきたけど、確かに練習せずに道具だけが何とかしてもらえるって思うのは誤り。
と、インプレ記事を書く私もそう思います😂
※続く— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) October 7, 2019
練習はする!その上でもっと上手くなりたい・試合に勝ちたいという方には知ってほしい事があるなと記事化!
本記事ではテニスラケットの役割と、何故テニスラケットにはこだわるべきなのかをまとめてみました
勝つためのテニスラケット論
- 合わないラケットは自分を弱くする
- 合うラケットは時間と結果をもたらす
- 練習だけが上手くなる術ではない
ぺんてぃ
ラケットって高価だし、なかなかいろんなものを試しづらいな~と思う。そして自分がラケットに合っていないことに気付かず、早々に負けていく。
こんな過去の自分のような人をこれ以上生みたくなかったから、実はラケットラボを作ったんだよね!
ラケットを変えるメリット
- ショットの質と精度を調整できる
- 余計な練習時間を減らせる
- 貴重な機会を得られる可能性を高める
ショットの質と精度
練習時間を担保にどのくらい上手くなったか測りづらい。
けどラケット変えれば、球筋・ミスの確率・打感位はすぐにわかるし選べる。
僕の根底には、テニスラケットって勝つための道具ってより自分を負かす為の足かせって感覚がある。
だからこそ合うもの選んどかないと、貴重な時間無駄にするよ!— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) October 7, 2019
そもそもテニスラケットに求めることが出来る要素は何かというと「飛び・打感」の2つ!
ボールの飛びが強い=潜在パワーが強いという事を意味し、フルパワーの力を使いこなせれば凄まじい初速・伸びのあるボールを打つことが出来ます。
しかしながらこの飛びを使いこなすことは現実的ではないため、抑え込みやすいように予め飛びが抑えられたラケットを使うかスピンを多く掛ける技術が求められます
スピンを掛ける行為は基本的にボールにブレーキを掛ける行為
アマチュアレベルにおいて過剰に擦るスピンは、ボールの伸びを悪くし相手に攻め込まれやすくなります
ちなみに打感・タッチによってスピンの掛けやすさに個人差があります
ラケット変更のメリット
「ただ」道具を変えれば、本来必要だった膨大な練習時間を使わずにショット精度が上がる可能性もある。
本来勝てなかった相手に勝つチャンスも、今まで見られなかった景色を見るチャンスも増える。
お金をコストに、時間も機会も買えるんだよね。だから練習=絶対正義の脳筋は損!って主張はしておく👍— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) October 7, 2019
ラケット変更における費用対効果は正直、非常に良いです
合うラケットに出会うことが出来たならば、苦手ショットの改善のための練習時間を削減し他の練習に時間を使えます
苦手ショットが無くなり、練習バリエーションが増えることによる勝率向上への効果は言うまでもないでしょう
邪魔を排除するラケット選び
気付いて欲しいことは、テニスラケットを自分のポテンシャルの邪魔をすることが多いという点
ショットの調整は自分に意識を向かせます、重すぎる・痛みを感じるラケットはダメージを蓄積します、合っていないことに気付かないことはそもそも勝率を下げる、と言ったように足を引っ張ることが多いです
つまりラケットに助けてもらおうとするのではなく、バリアフリーを目指したラケット選びをすべきではないでしょうか?
ラケットは助けるよりも邪魔をしてくる!
ラケットにおけるミスの性質
- 飛びすぎを抑えて起こるミス
- 飛ばそうとして起こるミス
- タッチが合わなくてミスる
飛びすぎを抑えて起こるミス
ぺんてぃ
テニスにおいてはこの動作が特に難しい!
飛びすぎのラケットを使い続けた時、当然のようにアウトし続ける事はありません。勝手にスピンや力で調整するからです
ただこの調整はシンプルに難しく、動かされた球際のシーンやチャンスボールの決め球時に強くプレッシャーを感じます。
回転を掛けて調整する場合は「擦りすぎ」場合が多く、経験則ですがアウトミス以上にネットを誘発することが多め!
飛ばそうとして起こるミス
ぺんてぃ
高校時代の自分は飛ばなすぎに気付けず、ボールを厚く当てすぎてミスを量産。
貴重な2年生シーズンを無駄にしたよ(´;ω;`)
パワーのある学生や、昔よりもパワーが落ちてきた上級者にありがちなミスの種類。
飛ばないラケットはネットミス増産するのではなく、むしろ「アウトミス」を増やす傾向にあります
飛ばないから軌道を上げる→距離が伸びてアウト
・飛ばないから厚く捉えすぎる→スピン量少なくアウト
タッチが合わなくてミスる
ぺんてぃ
弾きが早すぎる=ラケットが振れない
いわゆる打球感が影響する事例だね!
打感厨という言葉があるほど、テニスにおいては非常に打感が重要
自分がラケットを信じて振り続けられるかどうかはタッチが合っているかが非常に重要で、合っていないラケットはカタログスペックが同じでも違和感を感じるものです
プロが使い慣れたラケットをペイントジョブで使い続ける主な理由も、このタッチ・打球感によるものだと考えています
ラケットにこだわることは正しい
18歳までと限られたジュニア期間、ひたすら練習とトレーニングすれば、格上に勝てると思ってない?
週に数回と限られた練習しか出来ない社会人が、合ってるか間違ってるかわからない練習内容を工夫するだけで勝てるようになると思う?
近道はない!けど自分が遠回りしている可能性は考えた方がいいよ!— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) October 7, 2019
ビギナーKさん
あの人へたくそなのに…道具だけはって言われたくないけど…
今へたくそでも、自分に合ったラケットを使って練習出来れば差はどこまでも縮めることが出来るよ
年齢区分・身体のパフォーマンス低下の限界が来るまでに、その差を追い越せるかどうかはその先の努力が全て!
一緒に頑張ろう!!
ぺんてぃ
ラケットは自分を助ける以上に、想像以上に自分のプレーの邪魔をします
だからこそ付加価値を求めて何かを求めるよりも、自分の障害を取り除くためにテニスラケット選びをすることが結果を求めるために必要なのです
自分にあったラケット探しって本当大切ですよね。体が出来上がってない状態で勝つためにはピュアドラアエロ辺りのアシストは強力な武器ですしね。小中学生で昔のヘッドウィルソン使えこなせるのなんてプロ級か余程成長早い子ぐらいですし。。
楽なラケット使うな派って大概YONEX押し付けてくる気が(某氏とか、うちのスクールもそうでした)
道具のせいにするのは良くないけど、道具にはこだわるべきですよね!すごいスッキリしました!
いつも楽しませてもらっています。
ブイコアsv98を使用しているのですが、そもそも自分のラケットが薄いのか中厚なのか、硬いのかそうでないのかはっきりしません。旧モデルであり当サイト以外でのレビューを読んだりしているのですが、一人一人表現が異なり、なんとなく理解ができません
ラケットの硬さや打感等はどうやって理解すれば良いのでしょうか
SV98は薄い部類ですね!
人によって表現は異なるので、難しいところですよね。合う人を見つけてもらえれば良いのかなと思うし、それが当サイトだと尚嬉しいです(^^)
友人のでも良いと思います、いろんなラケットに触れてみてください!すると、あーこういうことを言いたかったのかな、とわかってもらえると思います(^^)