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【HEAD|エクストリームツアー 2022 |インプレ】しなりが抑えられた潰せるフレーム

エクストリームツアー 2022 評価
柔らかさ
(1.0)
パワー性能
(2.0)
スピン性能
(3.0)
コントロール
(5.0)
人気注目度
(3.0)

薄ラケ内では珍しい、全くしならない『エクストリームツアー 2022』

ブレの少なさを実現するためかフレームの剛性感が強く、鉄板で打っているような硬さを感じます

パワーロスが少なく、コントロールの乱れも生まれづらい競技性の高いフレームと言えるでしょう

≪ エクストリームツアー 2022 ≫ 

  • 凄みのあるボールは期待できない
  • 淡々と質の良い球を打ち続けられる
  • ガットでのサポート必須?

ぺんてぃ

飛ばないラケットなのは間違いなくて、けどパワーロスが少ないから「意外とここは飛んでくれるんだ」みたいな嬉しさを要所要所で感じたよ!

本記事では「エクストリームツアー 2022」の使用感と、他モデルとの比較についてまとめてみました!

エクストリームツアー 2023|インプレ

トーナメントプレーヤーのための究極のスピンマシン、EXTREME TOURが、対戦相手を圧倒する強力なスピンをもたらす最新のAuxeticテクノロジーを搭載してアップグレードされました。

HEAD:エクストリームツアー 2022

各性能を 1行ずつで まとめると…
  • 控えめなホールド感
  • 控えめな飛び性能
  • 収める分だけ、回転が掛かる
  • 振ってなんぼの競技系モデル

HEADのラインナップの中でも最も『エクストリームツアー』は固いモデルになります

弾き感も少なく、ベタっとホールドすることもない「淡泊で、あっさりとした打ち心地」に、雑味はほとんどありません

自分からボールを飛ばせる「学生・セミプロ・プロ」のための競技用ラケットです

デザイン

スペック

  • フェイス:98inch
  • 基本重量:305g
  • バランス:315mm
  • フレーム厚:22-23-21mm
  • SW:317 (ガット有)
  • フレックス:RA63
  • 全長:27inch
  • パターン:16/19
  • 発売時期:2022年10月

柔らかさ:★☆☆☆☆

  • 最も硬い、がっちりした打ち心地
  • 早いスイング:やや硬め
  • 遅いスイング:硬め

硬い打感ですが、ケガやストレスに繋がりそうな「嫌な硬さではありません」

アシスト感がないので、つまらないフィーリングにも感じられます。しかし、この遊びのない素直な感じが安心感に繋がります

自分で振っただけしか飛ばない、感覚が一部の競技者にはたまらないと思います

ぺんてぃ

フィーリングに余計な味つけがないから、試合の時に安心して使いやすい!

パワー:★★☆☆☆

  • オーセチックで少し楽になった
  • 自分で振っただけしか飛ばない
  • フィジカルの強さ=球質 へ

「バキバキ」に飛ばない前作から比べると、いくらか優しさを感じました

ただHEAD内はもちろん、市場的にも飛ばない部類のラケットにあたるため「アシスト性能」には期待できません

技術以上に、使い手のパワーがそのまま「ボール」に表れやすいです

ぺんてぃ

しばいて飛ばせない方、ボールを潰せるけどスイングで回転を掛けるイメージが強い人にはきついかな

スピン:★★★☆☆

  • 可も不可もないスピン性能
  • コントロールが断トツで良い
  • 安定感を重視する方へ

ボールにまとまりが出やすく、適当に打っても抑え込めるのが『エクストリームツアー』最大の強み

しなるラケット・フレームで飛ばすラケットには出せないショット精度の高さは、ストロークに限らずどのショットにも通じます!

敷居の高いラケットですが、いざ使い込めた時は「良き相棒」になってくれやすいです

ぺんてぃ

日による飛びムラも少ないし、どのガットを張ってもぶっ飛ぶことはないと思う!

安定的に使い込めるのラケットは、選手的にも嬉しい性能!

エクストリームツアー 2022|比較

≪エクストリームツアー 2022≫ 評価

  • 万人ウケしないニッチなモデル
  • 男性は学生、女子はセミプロ以上へ
  • 飛びすぎを恐れなくてよいラケット

どのショットも「ハード」な使用感になるため、誰でも使いこなせるラケットではありません

使い手にパワーがないと失速しやすく、しなりの柔らかさを使ってホールドさせるのも難しいため「競技レベル」の方でないと性能を持て余すでしょう

しっかりラケットを振ってコントロールするテニスを覚えるために使うのは、ありだと思います

ぺんてぃ

弾きの良いガットと合わせると使いやすくなるよ!

飛ばないラケットに、飛ぶガットを張りたいタイプのプレイヤーにはぴったり!

エクストリームツアー 2020(前作)|HEAD

「エクストリームツアー 2020記事」

前作『エクストリームツアー』との違い

  • 前作より、飛びが良くなった
  • 新作はボールが飛ぶ分、回転を使える
  • マイナーチェンジの成功例

エクストリームツアーらしさは守りつつも、性能が少しづつアップデートされたのが「2022モデル」

「2020が良くて、2022が使えない」という声もほとんどんなく、2022モデルに積極的に変更するのはありだと思います

2020モデルより少しだけ飛んでほしい、と思ってた方に特にオススメ

ぺんてぃ

「少しだけ」っていうのが大きなポイント!

邪魔にならない程度にスッキリした打感は、エクストリームユーザは嫌いじゃないと思う!

ラジカルMP 2023|HEAD

【HEAD|ラジカルMP 2023 |インプレ】剛性感UPによる爽快な弾き

『ラジカルMP』は「前作の良さ・前々作以前の良さ」が詰まった完全上位互換

過去のモデルは「鋭い飛びは魅力だが、軽いため少し弾かれる」感覚が強かったのですが、前作&今作は「弾かれずに潰して飛ばす」安定感が爆上がりしています

飛び・スピン・安定感の3点共に優れ、現環境のスピードテニスにも対応しやすい推しモデルです

ぺんてぃ

アシスト感も、強く弾く感じもあるのがラジカル!

エクストリームツアーよりも鋭い球の出が特徴!

FX500ツアー 2023|DUNLOP

【DUNLOP|FX500ツアー 2023 |インプレ】競技者好みの安定感

使い勝手は似ていますが『FX500ツアー』の方が若干、優しさがあります

『エクストリームツアー』は当たりの厚さで飛びを調整する感覚、『FX500ツアー』はボールを通すネット上部の高さでコントロールすると気持ちよく打てました

打つ動作自体よりも「相手に有効かどうか」に意識を向けやすい、競技ラケットです

ぺんてぃ

単純な安定感は、エクストリームツアーの方が飛ばないぶん良いよ!

けどトータルの安心感は、FX500ツアーの方が僕は好みだった!

Vコア98 2023|YONEX

【YONEX|ブイコア98 2023 |インプレ】前作から大幅変更

『ブイコア98』はエクストリームにない芯の柔らかさ、があります

全体的にムニムニした打ち心地で、剛性で叩き潰す歴代ブイコアのイメージからは少し外れています

エクストリームツアーより特に「バックハンド」の打ちやすさを感じました

ぺんてぃ

プロ・アマチュア間で流行していたブイコア98も、2023で少し落ち着くかも

「ラジカルプロ」も一緒に試してみるといいかも!

エクストリームツアー 2022|レビュー

使い手にパワーがあって、とにかく飛びすぎを抑えたい場合に使って欲しい『エクストリームツアー』

「アルパワー」や「ホークタッチ」などの適度に飛ぶ打感の柔らかいポリガットと合わすと、厳しさがいくらか和らげられます

自分からガンガンボールのしばける、競技プレイヤー好みの使用感です

ぺんてぃ

エクストリームを使う選手のほとんどは「ツアー」を選んでいるよ!

少し背伸びをして選んでもミスが出やすくなるわけではないから、中3・高1の子がラケット変更で選ぶのにもオススメ!体を作って習熟度を高めれば、十分使い込めるラケットだよ!

エクストリームツアー 2022 評価
柔らかさ
(1.0)
パワー性能
(2.0)
スピン性能
(3.0)
コントロール
(5.0)
人気注目度
(3.0)

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