「弾きを和らげ、ホールド感を増やしたい方向け」
人気のブラストに凸凹の表面加工を施し、ホールド感を高めた「RPMラフ(旧ブラストラフ)」
カンカンしたフレームに合わせることで「嫌な硬さを減らしつつ、適度な弾き感」を感じられるようになります
≪RPM ラフ≫
- ブラストよりもホールド感UP
- 遅いスイングが特に打ちやすい
- ピュアドライブにも合わせやすい
ブラストにラフ加工を施し、ホールド感引っかかり感をプラスしたスピンガット⚡️
ブラストだと弾きすぎるからホールド感欲しいって人にはぴったり!
ちなみにラフ加工をよく見ると、バボラのロゴが上下反対に交互に入ってるんだ
色が違うと打感も変わるので、僕は黒がオススメ🐧 pic.twitter.com/d9sbxiDTJU
— ぺんてぃ (@racket_labo) November 13, 2020
ぺんてぃ
アルパワーラフよりもしっかりした打ち心地だよ!
本記事では「RPMラフ(旧ブラストラフ)」の使用感と、他モデルとの比較についてまとめてみました!
RPMラフ|インプレ
勝利につながる究極のスピンが打てる RPM Rough テニスストリング。 ストリングの質感をその名の通り感じていただけます。 この質感がより鋭いストロークを可能にします。 フェリックス・オジェ=アリアシムをはじめとする世界のトッププレイヤーにも使用されている納得の一品。 フランス製。
『リアル』な使用感…
- アエロに合わせる新定番!
- 張りたてのホールド感が最高
- 賞味期限は短めだけど…
ラフ加工特有のガッチリしたホールド感と、頼もしい打ち応えのある「RPMラフ」
ブラストよりも「飛ばない」ため、飛びを抑える目的での採用もあり
張りたてでも使いやすく、プロの使用者も増えてきています
柔らかさ:★★★★☆
- 打球面に張り付く感覚
- 早いスイング:やや柔らかめ
- 遅いスイング:柔らかめ
とにかく「ホールド感」を大事にしたい方にはオススメ
打球面がへこんでインパクト出来る感覚なので、柔らかい打感ながら打球情報を長く感じられます
ガットが伸びてくると「モッサリ」感が出てくる点は注意
ぺんてぃ
パワー:★★★☆☆
- 弾き感は減らせる
- どちらかというと飛ばない
- 球も少し遅くなる…?
ホールド感にエネルギーが使われるため、飛びは控えめ
ブラストで飛びすぎる・弾きすぎる方にはちょうど良い~少し飛ばないと思われます
ゆったりしたスイングでは気にならなくても、速いスイングになればなるほどパワー不足が気になるかも
ぺんてぃ
ゆっくり打っても強く打ってもスピードが最大の7割くらいにまとまる感じ
スピン:★★★★☆
- 擦れる感覚は「張りたて」のみ
- 掴むので良く擦れる
- テンションロスの影響に注意
簡単にスピンを使える、という表現が適切だと思いました
他のポリのようにしっかり振らなくてもホールド感があるし、張りたて時は勝手に軌道も上がるのでスピン性能は高く感じられます
使い込んでいくと「ボールがこぼれる」ようになるため、長期間使い続けると調子を落とす原因になりやすいガットです
ぺんてぃ
マメに張り替えられない方は、手を出さない方が良いかも…
性能維持:★★☆☆☆
- テンション維持は悪い
- 使用感も明らかに落ちる
- 3回の練習が限界?
RPMラフは「伸びると全く使えない」タイプのガット
伸びてもそれなりに使えるポリと違い、ボールを掴みすぎて前に飛ばなくなるためフォームを壊しやすいです
フラットドライブ系よりも「スピン系」ユーザーの方が性能ロスが気になると思います
ぺんてぃ
ガット自体も切れやすいので、長期間張りっぱなししたい方には勧められないよ
バボラ RPMラフ|比較
≪RPMラフ≫ の立ち位置
- ラフ加工モデルの最高峰
- 定番の流れは、ブラストの次候補
- アルパワーラフより優先順位 ↑
硬質さもあるのに、面がたわむホールド感は「RPMラフだけ」のオンリーワン性能
ブラストラフにしか再現できないこの感覚は、プロアマ問わず一定需要あるのも納得
ナイロンガットのホールド感に近い、ガットのたわみの大きさも気持ち良いです
RPMブラスト|BabolaT
ブラストラフの原種にあたるRPMブラストは、よりパワーのあるボールが打ちやすいです
比較的柔らかめなポリ材質のため打感も柔らかく、程よいホールド感と素直な飛び性能がウケています
製品開発時のベースガットになっているものあり、バボラのラケットには特に合わせやすいです
バボラ契約のトッププロもほとんどが「ブラスト」を使っているね!
ぺんてぃ
アルパワーラフ|Luxilon
柔らかく、しなやかな打感・ホールド感が強みの「アルパワーラフ」
アルパワーラフの方がインパクト時の雑味が少なく、ソフトな打ち心地になります
RPMラフより「ボールの飛びを抑えたい方、ボールの落ち」を重視したい方にオススメ
ボールの潰し感が欲しいならブラストラフ、ガット面のたわみを重視したいならアルパワーラフを選ぼう!
ぺんてぃ
X-ONE バイフェイズ|Tecnifibre
ホールド性能を求めるなら、ナイロンを選ぶのもあり
X-ONEの方が「ホールド時間・ボールの飛び」が優れており、ポリにはない柔らかさがあります
ゆったりした球を打球する際にも掴んでくれるため、ダブルス中心の社会人の方にも人気です
僕もナイロン単張りが使えるなら、X-ONEを張りたい!
ぺんてぃ
バボラ RPMラフ|レビュー
ブラストにラフ加工を施し、ホールド感引っかかり感をプラスしたスピンガット⚡️
ブラストだと弾きすぎるからホールド感欲しいって人にはぴったり!
ちなみにラフ加工をよく見ると、バボラのロゴが上下反対に交互に入ってるんだ
色が違うと打感も変わるので、僕は黒がオススメ🐧 pic.twitter.com/d9sbxiDTJU
— ぺんてぃ (@racket_labo) November 13, 2020
ポリならではの球質は欲しい。けどポリ特有の硬さが苦手な方に使って欲しいポリガット
スイングスピードを速くしづらい「バックハンドやボレー」時に、RPMラフ特有の柔らかさ・ホールド感を感じてもらえると思います
ガットやボール自体の材質が硬くなってしまう「秋・冬」のみのピンポイント採用にもオススメ
陽気なA君
ぺんてぃ
ボールの軌道がまとまりやすくなるので、コントロールしやすくなるよ!参考にしてね!
いつも記事を参考にしております!
ブラストラフの黒をずっと使っていたのですが、今回黄色を使ってみました!
すると、同じ47/45ポンドでも黄色のほうが飛びがよく、抜けてしまう感覚がありました。
ぺんてぃさんは、同様の感覚はございましたか?
一緒です!2020夏~2021夏前までブラストラフを使い続けていましたが黒の方がボールを潰してコントロール出来る感覚がある一方で、黄色の方が小気味よくスパンととびますよね!
ゆえに黄色の方が抜けてしまうので、冬以外は黒を好んで使ってました!
お世話になります。
ミクロスーパー→ブラスト育ちで弾いて急速を出すフォアとサーブだけでテニスをしてきました。
コーチにバックハンドはきちんと掴んで運んで打てと指導されるのですがなかなかコツが見えてきません。
ラフ加工のガットにすれば少しはホールド感なるものが捕めるようになる可能性はありますでしょうか。
ご教示いただけると幸いです。