スペック
- フェイス 98inch
- 基本重量 304g
- バランス 325mm
- フレーム厚 21mm
- 全長 27inch
- パターン 16/19 or 18/20
- グリップサイズ 2.3
- 発売時期 2015年
製品特徴
- コントロールタイプ
- しなる系
- 対象レベル 中級~競技者
- パワーレベル 490
ウイルソンのプロ御用達モデルのブレード。2017年モデルよりも明らかにしなり、柔らかい印象を持ちました!またブレード=黒・緑を打ち出し始めたのも本モデルからで、かなりの人気作となりました!
2015モデルではなく、最新の2017モデルのインプレはこちらをどうぞ!
・ブレード98CV 2017 インプレ詳細
コントロールタイプ
【ブレード 2015】はいわゆる従来のブレードのイメージが凝縮されていると感じました。柔らかいフレームなのにしっかりしていて、自分から打っていかないといい球が飛ばせない難しめな印象です。
2015モデルは2017年モデルに比べてフレームがかなり柔らかく、加えこむ感覚が強いです。逆にいうと前にボールを飛ばすという意味では2017年モデルの方が優れています。
ブレードは一般的なモデルに比べてトップヘビーです。ラケットを振るのにパワーが必要ですが、振れれば他の薄ラケには出せない球の伸びを感じます。【プロスタッフ】や【six-one】の他のボックス形状ラケットはトップライトで振り抜きは良いですが、【ブレード】の方が伸びる球を打ちやすいです。
しなる系
ブレードのラケットはしなるイメージが強いです。今作はよりしなり、ゴムみたいな柔らかい打球感が感じられます。
ボールを叩き・弾く感覚は得られづらいですが、自分の意志を乗せたボールを配球したいという方には適していると思います。
硬めなフレームで湿った打球感が好きな私からすると、苦手なタイプのラケットでした。
対象レベル 上級者~競技者
自分の手元でボールを加えこむ感覚が強いので、引き付けて打ち抜くスイングをする方にはたまらない設計だと思います。2015モデルは過去のブレードの中でも最もと言っていいくらい人気を誇ったモデルでした。薄ラケユーザーの求めることが詰まっているのだと思います。
ただ使い込むにはそれなりのパワーが必要で、経験年数が長くても安易に手を出すとミスマッチになる可能性も高いです。
まとめ
- 黒緑配色の初号機
- 柔らかくてすごいしなる
- パワー不足には要注意!
かっこいいラケットでいい球も飛ばせるのですが、難しいと思わされた印象は最後まで拭えなかったです。
似たような打球感でよりパワーを感じられるラケットに、プリンスの【ツアープロ95XR】があります。柔らかい打球感なのは共通ですが【ツアープロ95XR】の方が弾く感覚も強く、サーブ・ストローク・ボレーまで総合的に良い球が飛ばせると思います。
配色も黒・緑で近いデザインになるので、外観的にもかっこいいモデルです。
現在【ツアープロ95XR】は型落ちとなり、新規モデルは【ツアー95】となってます。型落ち品を狙うか、2018年10月に発売されたばかりの新モデルを買うか迷いどころだと思います。
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