≪この記事を要約すると≫
- バボラオープンのレベルについて
- 試合球「バボラ ゴールド」に気をつけろ
- 1日5試合を戦い抜くには…
2022年度から開催されている「バボラオープン」
社会人男性が挑戦できる数少ない「全国大会」に繋がる大会で、過去5年間「全日本選手権」「インカレ」「インハイ」に出場した選手はエントリー出来ない「社会人でも頑張りたい方向け」のレギュレーションになっています
過去全国上位・都道府県トップクラスの選手だけでなく、現役コーチや学生から継続して頑張っている社会人プレイヤーが多数参加しているのが印象的な大会です
ぺんてぃ
本記事では、バボラオープンの予選会に出場して感じたことをまとめてみました
バボラ オープン予選会 2023
- 参加者のレベル帯は非常に高い
- 1日5試合を戦う過酷さ
- ボールに適応する準備の重要性
過酷な「試合数・レベル帯・ルール」により、強い選手でも勝ち続けるのが難しい大会です
参加者全体のストロークの質はとても高く、ボールを上手く打つ技術力で勝負をすると体力的には正直キツイと思いました
また「40-40(ノーアド)」「バボラゴールドの良く飛ぶ球質」の要素により、体力勝負を仕掛けようにも「勢い・運」で落としやすいです
総じて、一般的なシコラー・打ちジコりのプレイヤーには不利なレギュレーションと感じました
ぺんてぃ
高い参加者のレベル帯
- 直近 5年で、全国区じゃなくとも…
- ゲームの流れ、相性が重要
- 削られないように攻める必要性
仮に多少の穴場的な予選会があったとしても、たいていの会場に「強い人」がゴロゴロしています
ただ社会人のまともな大会の多くは「1日3セット程度」のため、同じように立ち回ることが基本的に「参加者全員」が出来なくなります
普段から体力がある方は問題ないと思いますが、多少荒くなっても「攻めが早い選手」の方が最後まで勝ち残れる可能性が高そうです
ぺんてぃ
バボラ ゴールドの罠
- 国内主流 球にない「使用感」
- 序盤は良く飛び、後半はペコい
- ボール状態を加味したプレイング
新球の「バボラゴールド」への対応はもちろん、場合によってはセットボールでの戦い方も必要です
僕が参加した大会では予選1~3試合目まで同じボール、本戦は全試合ニューボールでした
ダンロップAOのような、HEAD PROのような「潰れやすい軽いボール」の扱いに慣れる必要があります
ぺんてぃ
個人的な名采配(ラケット交換)
- 張りたてラケットが多数必須?
- 1試合1本計算で、5本消費
- 序盤に主導権を握りやすい
ラケットチェンジについてはあくまで個人的な話にはなりますが、非常に重要でした
バボラ製品の開発には「ラケット×ガット×ボール」のすべてをバボラでやっているからか、ガット・ボールがフレッシュな時が最も快適にプレー出来たように思います
同じガットで一日戦いたい方もいると思いますが、可能な限りラケットを準備できると万全です
ぺんてぃ
シングルス × 道具 理論
- 試合時間に合わせた道具を選ぶ
- 少しづつテンションをずらして準備
- 試合球で「前日練習」をしよう
当たり前なことですが、打ちやすさだけでなく「プレー強度」に合わせた道具選びが重要です
そのうえで環境に対応できるようテンションをずらしたラケットを準備し、最も快適にプレーできる張りの硬さを見つけましょう
疲れた時に緩い方が飛んでくれて楽なタイプなのか、逆に飛ばない方がストレスなく振り続けられるのか等も把握しとくと準備で失敗しづらいです
ぺんてぃ
走れるように、体力的な準備もしなきゃ…