ポリエチレンを主要材料としたポリガットを作るポリファイバー
テクニファイバーからの新作、アイスコードに質感がとても似ています。
アイスコードの触り心地、めっちゃハイテックプレミアムに似ている。
コーティング厚めでノッチが緩やかに出来そうで、柔らかくてボスっと打球音がしそうな点が特に。
てかマイナーすぎて、日本テニス人口99%はハイテックプレミアムの存在を知らないと思われるけども(笑) 2枚目は#アイスコード pic.twitter.com/MkLYvCRtfE— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) 2019年5月26日
結論から言うとハイテックプレミアムは好きな部類のガットではなかったのですが、 一定層に確実に需要のある使用感だと感じました!
アイスコードについての詳細は下記記事をどうぞ!
ハイテックプレミアム インプレ
打球感:マイルド系
衝撃感の少ない、まろやかな打感が特徴。打球音としてはボスンといった感じ。
ホールド感が強く、ボールが面に乗ってくれる時間が非常に長く感じられます。
ポリツアープロのようなパスっとした打感から、鈍めのマイルド気味に寄っています。
反発性能:標準
一般的なポリのアベレージクラスの反発感。スイングスピードによって反発感が変わってきます。
スイングが速くなればなるほど飛ばなくなり、ボレーやスライスなどのタッチ系に使づけば飛んでくれる印象。
柔らかいポリなので、ボールを弾くよりも受け止める性格の方が強いです。
スピン性能:やや控えめ
一定のスピンはコンスタントに掛かりますが、それ以上は掛かりづらいです。
ボールの収まりは自体よくナチュラルにボールは落ちてくれます。ただ自分から掛けに行くスピンはイマイチというのが素直な感想。
弾道をあげてゴリゴリスピンを掛けていく方よりも、フラットドライブ系の打ちジコりの方が好みそうです。
テンション維持:やや高め
一般的な柔らかいポリよりも打球感の変化が少ないと感じました。
衝撃感の少ない柔らかいポリは1回練習で使うと、だるだるになってしまう傾向がありますが本ガットはそれがありません。
硬くて伸びないではなく、しなやかで伸びない感覚なので珍しいタイプのガットだと思います。
類似・競合モデルとの比較
類似モデル:エナジー
準備中
類似モデル:アイスコード
アイスコードの方がガットがしっかりした感じがあり、弾き感があります。
ボールをホールドしてからの反発感がアイスコードの方が強いので、ハイテックプレミアムよりも競技志向な方が好む仕様だと思います。
スピン系のショットよりも厚く当てたフラットドライブ系の球が打ちやすいです。
ハイテックプレミアム レビュー
【ハイテックプレミアム】
まろやかな衝撃感とノリ感の良さが特徴のポリファイバー製ストリング。振れば振るほど収まりが良くなるポリというよりも、快適に使えるポリストリングというポジション。ポスパス系ポリの枠組みの中のポリツアープロのパリッと感の対極に位置するモデル。#hightecpremium pic.twitter.com/i1H95hvtGI— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) 2019年5月26日
スナップバックでスピンが掛かる!とか、スピードボールが打てるポリ!といった尖った側面のあるポリではありません。
その代わり、ポリのパワー・スピン性能を感じつつも身体に悪い作用がしづらい特徴を持っています。
硬い手応えを避けて変な癖をつけないように、ポリを使いたいジュニア選手や社会人の方にお勧めしたいストリングです。