「ポリのスピン性能は魅力だけど、硬い打感がどうも苦手」
現在ポリをメインに使っているユーザーの半数以上は”柔らかいポリ”を求めます
というのも一般ユーザー内でのポリのシェアが急激に上がった背景には、スピンや耐久性だけではなく“柔らかいポリ”との名目でソフトなポリの開発が進んだからです
ちなみに当サイトにおける柔らかいポリとは衝撃感の少ないポリを指します!
【柔らかいガット】
柔らかい打感の定義って難しくて、パスパスした軽い打感、むにゅっとした打感、芯を喰ったガシって打感、どれを柔らかいというかは人それぞれ。
僕は芯を喰った打感=柔らかい打感として使いたいけど確実に誤解を生むので、柔らかい打感=衝撃感が少ない打感と言いまわしています!— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) 2019年7月7日
本記事では、衝撃感の少ないポリを5選という形で紹介します
身体への負担を減らしたい方、成長期のジュニア選手は特に必見!
【パスパス系】人気の高い蛍光黄ポリ
【YONEX】ポリツアープロ
ヨネックスユーザーを中心に、多くのジュニア・社会人に選ばれているポリツアープロ
張りたて時は少しモッチリ感があり、時間経過ごとにパスパスした打感に変わっていきます
打感の硬いポリはガツっとした打感から、伸びるとボソッとした打感になりやすいのでポリツアープロの柔らかさは非常に優秀だと感じられます
自分がそうなのですがスピン系の方だとこぼれる感じがストレスになるので、どちらかというとフラットドライブ系の方に好まれるストリング
【パスパス系】他のポリとは違う材質!
【ポリファイバー】TCSラフ
ポリツアープロよりも更に鋭角感を無くし、マイルドな打感なTCSシリーズ
ボールを受け止める感覚が強いので、球足を求める方にはやや物足りない性能
しかしながら終始ソフトな打感なので、遅いスイングでも硬さを一切感じないのでポリが初めてのジュニアや中高年の方に特におすすめ!
普通のTCSでもいいですが、少し引掛かり感がプラスされたラフの方が僕は好きです
【もっちり系】コスパも良い柔らかポリ!
【シグナムプロ】アウトブレイク
コスパが良いので私も普段使いに消費しているアウトブレイク
パスパス系のポリと違って若干コシがあるので、ボールを捉えるホールド感を感じられます
パワー・コントロール共に性能が高く、癖の少ないガットなのでお気に入りのガットが見つからない時に暫定的に使っても良いと思います
メインにするには何かがちょっと足りませんが、コスパの良い柔らかいストリング!
【もっちり系】乗って弾くパワフルポリ!
【ヘッド】ホークタッチ125
ズべレフを始め、ヘッドの契約プロを中心に使われているホークタッチ
乗り感と弾き感の両立が特徴で、他の柔らかいポリよりも攻撃的なボールを飛ばせる印象
振動止めを付けると少し鈍い打感に感じるので、いつもよりテンションを硬くする等の調整は必要!
柔らかさは欲しいけど、攻めた時の安心感が欲しいという方におすすめ!
【ポリスター】エナジー125
昔からあるロングセラーストリングのエナジー
他のポリよりもガットが撓むフィーリングが強く、ぐにゅとした打感が特徴
張りたて時は反発感もありますが、伸びると受け止めるが強調されます
400mロールがあるので、普段使いには最高のコストパフォーマンス!
【ガッシリ系】複数芯の新発売ポリ!
【ルキシロン】スマート125
2019年6月に発売されたてのルキシロンの新作のスマート!
スイングの早さに関わらず、厚い当たりでインパクトしている感触を感じられるお手軽ポリ
しなやかなポリで、硬さもほとんどなくハイブリッドを使用しているような使用感です
耐久性・コスパという点においては不安が残りますが、他の基本項目は総じて高く扱いやすいストリング!
柔らかいポリを使うにあたって
良し悪しをきちんと理解しよう!
- 球持ち感が良い=飛びが悪い
- 柔らかい=引掛かりが悪い
- 衝撃吸収高い=打感がボケる
柔らかいポリは身体にも優しい気がするし、使っていて楽しいフィーリングを持つガットも多いです
一方で、柔らかいガットに固執すると気づかぬところで本来のパフォーマンスを犠牲にしている可能性も
特に試合に出られる方は、自分が打った球がちゃんと伸びているかをヒッティング相手に確認すると良いでしょう!