トッププロの使用率も高く、バボラで最も売れているRPMブラスト。今回は密なストリングパターンに合わせ120ゲージでトライ!
RPMブラスト120の細ゲージ、思ってたよりしっかりしてて良さげ!
125より細いと他のポリだとブレブレになって、球が暴れるんだけどブラストそんなことないんだよね。ストリングパターンが密なのも影響してるかも、だけど。 pic.twitter.com/dVHLTJqcEa— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) 2019年4月9日
一般的なRPMブラストの125,130ゲージのインプレはこちらをどうぞ!
RPMブラスト120 インプレ詳細
反発性能★★★★☆
ゲージが細い分、反発性能もアップ。しっかり食いつき、はじき出す感覚。
球の出が良くなる分、飛距離が出やすくなってしまうので、しっかり振って回転で収めるスキルが必要です。
速いボールの返球時には、細さゆえのブレ感が出てしまうのかなと懸念していたのですが杞憂に終わりました。
ガットの種類を変えて反発性能を求めるよりも、ゲージのみ変更の方が違和感が少ないと思いました。
スピン性能★★★★☆
引掛かり感も良いので、スピンが掛かってるなという感触があります。
しかしながらボールを潰して回転を掛けたいという方には、やや剛性感が足りないと思います。
一般ユーザーなら125よりも120の方がトータルパフォーマンスは良くなりそうです。
テンション維持★★★☆☆
一般的にはゲージが細くなればなるだけ、ガットも伸びやすくテンション維持が悪いとされています。
しかしながらブラストの120は伸びがあまり気になりませんでした。
伸びきって使えなくなる前に切れる点が関係してるかとは思いますが、賞味期限が切れたガットをずるずる使うよりはるかに良いと考えています。
類似・競合モデルとの比較
類似モデル:RPMブラスト125,130
ゲージ違いなので使用感は最も似ています。ゲージが太くなればなるほど、120よりも球を潰して捉えている感覚が強くなります。
擦って回転を掛けるショットは明らかに細い方が打ちやすいですが、相手の力強い球を返球する際には125,130の方が安心感があります。
現役の学生選手は競技レベルや耐久性を考えると、125,130を選ぶのがベターだと思います。
類似モデル:ポリツアープロ
打感こそ違えど鋭角感の少ない打球感という共通点があります。
ポリツアープロの方がパスっとした打感で、安定した深さにコントロールし続け易いと思います。
ボールスピードやスピン量等、ショットの出来を高めたければブラストを、安定したプレーを心掛けたいならポリツアープロが良いでしょう。
ゲージ展開も同じラインナップがあるので、ゲージでの違いも比較しやすいです。
類似モデル:RPMチーム
あっさりした打感・弾き感が特徴のブラストに対し、ボールをむぎゅっと柔らかい打感で掴んでくれる性格を持つRPMチーム。
以前はRPMシリーズ=ブラスト一択という風潮がありましたが、トッププロの動向含めRPMチームを選ぶ選手も増えてきています。
ブラストよりも掴む感じ、ホールド感が欲しい方はRPMチームをどうぞ!
RPMブラスト120 まとめ
- 125よりも反発性能が高い
- 擦るスピンショット向け
- 社会人プレイヤー向け
125、130と同じようにばしばしフラット系で打つと、やや飛びすぎ感が出てしまいます。
逆に、しっかり回転を掛けて我慢強くラリーをするシコラーや、入り口のショットの質を上げたいダブラーには大きなメリットになりそうです。
ポリエステル入門の初めての1本には、120ゲージの選択も大いにありでしょう。