しなって弾くの代名詞を掛け、ウイルソンの新作クラッシュとガチンコバトルになるのがヨネックスのレグナ。
ヨネックスのレグナ公式やと43000くらいしたけどめっちゃうってみたい! pic.twitter.com/pbRlI7PCcL
— あ (@tennits1027) 2014年6月18日
初代モデルは2014に発売されたため、その5年後にわたる今季にレグナ2019が発売されます。
ちなみに5年も期間が空いていたのに、着実に売れ続けてきたという話をショップ店員さんから聞いたことがあります。
今回はレグナ2019の発売前に初代レグナ2014を試してみました。
レグナ98 2014 スペック
- フェイス:98inch
- 基本重量:310g
- バランス:315mm
- フレーム厚:21.5-22-21mm
- フレックス:?
- スイングウェイト:?
- 全長:27inch
- パターン:16/19
- 発売時期:2014年
レグナ98 2014 インプレ詳細
コントロールタイプ
パワーロス感少なく打っていけるというのが率直な感想。スイング速度でラケットの反応が変わります。
引っ掛けるスピンショットやスライスなどの遅いスイングには柔らかく喰いつき、厚く当てるために速く振りぬくとしっかり弾いてくれる感覚です。
パワーアシストを感じますが、そもそも薄ラケなので派手に飛びすぎることもなく、打ち分けがし易かったです。
クラッシュよりも収まり感が良く、強く振っていった時にはしっかり形になってくれる点が個人的に好印象。
しなり系
レグナはシャフトで粘る感覚が強いです。個人的にしなるラケットは苦手な場合が多いですがレグナに関しては特に感じませんでした。
面ブレ感が少ないというのが大きな要因で、プリンスのテキストリーム配合ツアーラケットのようにはじき出す感覚が備わっています。
Vコアプロ97と比べると、レグナの方が撓み柔らかいと思います。
また、振動止を取るとヨネックスらしいパーンという打感。雑味がないという表現が適切かなと思います。
レグナ98 2014 まとめ
- 薄ラケなのにしなって弾く
- スイングの強弱で打感が変化
- パワーのある薄ラケが好きな方へ
月間200本しか作れない分、コストが高くなってしまうレグナ。ただその価格に見合うだけの性能は持ち合わしているなと感じました。
様々なショットを駆使するベテランプレイヤーに勧められがちですが、どちらかというとガンガン打ちたい人こそレグナ98を使えば良いのにと思います。
最新のレグナ2019はより癖がなくなって球離れが良くなっているそうです。
3月下旬発売予定のレグナ2019がスピードMPのように引掛かり感が良ければ、スイッチも検討したいと思います。