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【テニス】ガットのテンションの違いによる使用感の変化

本記事ではテンション(ポンド数)の強い・弱いが、パフォーマンスにどう影響するかついてまとめています

ぺんてぃ

一般的な知識だけでなく、現場レベルで「実際にどう感じられるか」について気になっている方こそ、参考にしてみてね

テンションによる使用感の違い

一般的には、張り上げテンションを変えることで以下の効果があるといわれています

ざっくりとしたイメージだけを掴みたい方や初心者の方は、まずはこれだけ覚えればOKです

一般的な効用、変化

「硬く」張ると…

  • ボールが飛ばなくなる
  • 打感が硬くなる
  • 打球音が高くなる

「柔らかく」張ると…

  • ボールが飛んでくれる
  • 打感が柔らかくなる
  • 打球音が低くなる

ただ「硬く張れば張るほど飛ばなくなる?」「柔らかく張れば張るほど、飛ぶ?」かというと、そんなことはありません

むしろ正反対の「硬すぎると飛ぶ」「柔らかすぎると飛ばない」状況が起きるようになります

ぺんてぃ

やりすぎると、どこからかのタイミングで効用が正反対?になる現象が起きるんだ!

これがテンション選びにおいて、意外と知られていない「罠」にあたるよ!

硬すぎて「抜ける」状態

■ ボールが抜けるとは?

  • ボールを弾きすぎている
  • ガットに引っかからない
  • 打球衝撃が強い(強すぎる)

飛びすぎに悩む中級者やジュニアの方(特に男性)は、まずこの状態でないか疑いましょう

ボールが抜けている状態は「パワー不足で」ボールを潰せていない・ガット面をたわませられていないため、極端に球離れが早かったり「ガツン!!!」とした打球衝撃が起こるのが特徴です

ぺんてぃ

飛びを抑えようとして硬くしていったら、いつの間にか55ポンドとか60ポンドとかになってないかい?

緩すぎて「もたつく」状態

■ ボールが「もたつく」とは?

  • ボールを掴みすぎて失速する
  • 振れば振るほど飛ばない
  • 若干、衝撃感が強くなる

逆に「緩すぎて飛ばない」状態は、強いホールド感を好む中上級レベル層以上に多いです

力強いスイングをしてもボールが鋭く飛びづらいため「繋げるのは得意だけど、決めきるのが苦手」といった症状がおこります

ぺんてぃ

柔らかいガットを30ポンド代で張っている方、横糸のテンションを大きく落とすのが好きな方は要注意!

 

テンション → 打球軌道の調整

テンション調整の正しいイメージとは

  • 飛距離の違いは「軌道の変化」が要因
  • 緩く張ると、軌道が上がりやすい
  • 硬く張ると、まっすぐ飛びやすい

ガット面のたわみ量の変化は「ボールの打ち出し角度」に影響します

大きくたわむと上方向にボールが飛びやすくなり、たわみが小さいとまっすぐ飛ぶ(ボールが持ち上がりづらくなる)のです

一定値を超えて緩すぎる場合は前方向に飛びづらくなるため、失速しやすくなります

逆に硬すぎる場合は飛ばすためにボールを押すように打たなければならない→回転量の少ないまっすぐな軌道のため、落ちる変化が起こる前にベースラインを越える→抜けている状態にあたります

コントロールしづらい打ち出し角度を避けるような、テンション設定が必要です

一般的なテンション認識

  • 35ポンド→下限ギリギリ級の柔らかさ
  • 40ポンド→だいぶ柔らかめ
  • 45ポンド→近年で最も主流なライン
  • 50ポンド→気持ち硬めとされるライン
  • 55ポンド→ポリなら、だいぶ硬め
  • 60ポンド→競技者以外はやめた方が良い
  • 70ポンド超→現役プロで数名?

使用ラケットや張るガットの太さにもよりますが、40ポンド~55ポンドくらいが一般ユーザーには適正とされる「テンション」です

この基準を抑えたうえでガット選びをすると失敗しづらいと思います

ぺんてぃ

硬く張ってるからかっこいいわけでもないし、緩いからダサいわけでもない!

自分に適切な硬さを選んで、競技力を高めよう!!

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