バックハンドよりも可動域が広いため得意なショットになりやすい反面、自由故に安定しづらい【フォアハンドストローク】。
故にフォアハンドはテニス競技における永遠の課題とも言われています。
本記事ではそんな【フォアハンドストローク】を得意とするための、コツを動画と共にまとめてみました!
現代フォアハンド上達のコツ
試合会場で上位に食い込む選手の多くは、鋭い球を打ち続けられる選手です。特にアマチュアレベルではその特徴は顕著に見られます。
鋭い球を打ち続けられる強い選手に共通して見られるポイントは下記のとおりです。
- 身体の回転がきれい
- 出来るだけ体重移動も使う
- ラケット面をあまり被せない
上記のナダルの画像にも3点の要素が凝縮されています!
身体の回転がきれい
後ろから前方向へパワーを伝えるという形から、【身体の回転】を上手く使ってエネルギーを生み出すのが現代テニスの主流です。
- 必要以上に力まない
- ボールの後ろに軸足を入れる
- 打点をしっかり前に取る
出来るだけ体重移動も使う
ぐりぐりのスピンボールで深い球を打ち続ける事が持ち味のナダルの以下動画を参照ください。
身体をねじって戻すだけでも相当いいボールが打てるのにも関わらず、効率よく鋭い球を打つために隙あらば踏み込んでいます。
ラケット面をあまり被せない
「鋭いボール=加速力があって伸びるボール」です。
全日本選手権準優勝経験者のコーチは動画において、鋭いボールを打つポイントを説明しています。
- ワイパースイングは減速させる時に使う
- ラケット面を被せるな
- 中指・薬指を使ってボールを打て
まとめ
- 身体の回転をきれいに
- 出来るだけ体重移動も使う
- ラケット面をあまり被せない
スピンをかなり掛けるナダルも実はそんなにフェイスを伏せていません。
球出し練習の際はもちろんですが、ラリーの時にも意識していきましょう!
また普段あまりコートでテニス出来ない方は、メティシンボール等の器具を用いて身体の回転を意識しながらトレーニングをするのも良いと思います。
中学生・女性は3kg、高校生~一般男性は5kgを基準にするといいです。