スペック
- フェイス 98inch
- 基本重量 305g
- バランス 315mm
- フレーム厚 23-24-19mm
- 全長 27inch
- パターン 16/19
- グリップサイズ 2.3
- 発売時期 2015年
製品特徴
- コントロールタイプ
- 弾く系
- 対象レベル 上級者~競技者
- パワーレベル 350
コントロールタイプ
設計スペックとしては薄ラケと中厚ラケットの中間を狙った準薄ラケになります。私のインプレとしてはしならない薄ラケと感じました。ボールを掴む感じはあるのですが擦る系の繋ぎのショットは全く飛びません。一方でフラット系のショットを打っていくと安定感のあるまとまった球筋になります。
弾道としては上がりづらく、一発でベースラインから打ち抜くような使い方には向いてないと感じました。そのためEZONE 98の2017・2018モデル(インプレ詳細)と使用感はかなり違います。
弾く系
フレーム厚が厚いところで24mm、薄いところで19mmとなっています。このフレーム差によりしなりを強く感じると思いきや、全くしなりは感じません(笑) 薄くてもラウンド形状はしならないのでしょうか?しならない分相手のボールに打ち負けづらいので両手バックハンドは打ちやすかったです。
黄金スペックを日頃使っている自分からすると、使いこなせる人いるのかな?と思うくらい自分には合いませんでした(笑)
対象レベル 上級者~競技者
パワーアシストを求める方は、よりフレームが厚いラケットが合うと思います。コントロールを求める方はボックス形状の21mm厚前後のラケットを選ばれた方がいいと思います。そのため特に絶対このラケットじゃなきゃいけない理由が私は見つけられませんでした(笑)
自分はボールを点で捉えて打っていくタイプで合わなかったので、押し出すスイングでボールを飛ばす方が対象になると思います。
まとめ
- めっちゃ硬い薄ラケット
- 当てるショットはボールが伸びる
- いぶし銀テニスのベテラン向け
新作の2017・2018モデルのEZONE98は凄く使いやすく、ベースラインから打ち抜けるラケットになっています。新作は5g軽くなり、バランスも5mmトップ寄りになったためにヘッドを走らせやすくなったからだと思われます。
他の方の口コミを見ると、私と同じようにEZONE DRとEZONE 2017は使用感が全く違うと感じるそうです。ストリングの張り方指定の追加や塗装種類の変更のように、ラケットの打球感が変わる要素があるからでしょうか?
これまでEZONE 98 DRを使ってきてベースラインからの展開で押し込めなかった方にはこのモデルチェンジを強くお勧めします!
以上、EZONE 98 DRのインプレでした!