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【ダンロップ】CX400 2018をインプレ!

スペック

  • フェイス 100inch
  • 基本重量 285g
  • バランス 330mm
  • フレーム厚 24mm
  • 全長 27inch
  • パターン 16/19
  • グリップサイズ 0.1.2.3
  • 発売時期 2018年12月

製品特徴

  • パワータイプ
  • ホールド系
  • 対象レベル 初級~女性競技者
  • パワーレベル 850

CX200LSよりも2.5mmフレームが厚くなり、重量は10g軽く5mmトップ寄りにバランスが寄ったモデルです。

ガットは試打ラケットに張ってあったブリオ125をそのまま使用しました。

パワータイプ

モノは試しにと出来心で打った【CX400】でしたが、しっかり飛んでくれるだけでなく意外にも相手の早いボールにも面ブレなく打ち返せて驚いたというのが第一印象です。

フレーム厚が24mmフラットという、他者メーカーにありそうでないスペック。ヨネックスのVコア100を柔らかくして更に飛ぶようにした感覚。

【CX200LS】はフレームがしなって復元されてるな~と感じ、【CX400】は面が撓んでくれてるなーと感じながらバシュンと飛びます。

ホールド系

ダンロップCXシリーズに共通して、ボールがラケットに引っ付いてくれる感覚はこの【CX400】も強いです。

ガットがブリオのため自分にはやや飛びすぎてしまいましたが、ポリを張れば普通に使えそうです。

この湿った打球感・ホールド性能を強調させるために、ルキシロンのアルパワーや4G等の硬派なポリを張りたい衝動に駆られます。

マルチ単張りだともっさりするので、ナイロンモノの単張りか、横ポリのハイブリッドをお勧めします。

対象レベル 初級者~女性競技者

男性がぶんぶん振り回すにはやや飛びすぎます。これからテニスを始めるジュニア選手や、社会人週末プレイヤーがメインターゲットです。

助けてくれるイメージよりも、自分の実力の邪魔をしづらいラケットという表現が適当かなと思います。

スピンを掛けようと思えば掛かってくれるし、ボレーも飛んでくれるけど黄金スペックほど硬く弾く感じではありません。飛びの良い軽いモデルが好きな競技者もいいかもしれません。

またカスタマイズで、重量を重くするという選択肢もありです。

元グリをレザーに換えてあげれば+10g程度簡単に上げることが出来、バランスもやや手元側に戻すことが出来ます。

このカスタマイズをすると重量300g、バランス320mm、フレーム厚24mmのスペックの、「黄金スペックよりも柔らかいのに、飛びは黄金スペック」という男性でも使い込める万能のラケットに出来ます!

CX400 インプレまとめ

  • 面ブレ耐性OKの285g
  • 実力がしっかり出せる
  • カスタマイズもしやすいスペック

男女問わずダブルス好きな週末プレイヤーにはもちろん、レディース大会で勝ちたいと思われる方にもお勧めです。

レディース大会で上位に来るような方は、いかにも厚ラケというラケットよりも、CX400のような女性競技者向けモデルを使いこなしています。

これは使用者が上手いから使いこなせるから強いのではなく、厚ラケにはないホールド感や球筋の抑えやすさをアドバンテージにプレー出来るから勝てるのです。

中厚ラケットも良いですが、球乗り感は圧倒的にボックスフレームのCX400の方が優れています。

デザインもかっこいいので、軽量厚ラケットに手を出すより先にまずはこちらのモデルをお試しください。

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