- 世界のトップジュニアのガットとは?
- ラケット(ヨネックス限定)使用率
- 参考 or 注意すべきポイントとは?
テニスラケットは、木→アルミ→カーボン→軽量カーボンと進化してきました
ラケットの進化に合わせてテニスストリング(ガット)も進化してきたことは言うまでもないでしょう
【#プレステージMP360+】
いまの薄ラケってすげえよ。
俺の高校時代の薄ラケじゃ、ここまで打ち分けれんかったもん…
気持ちええええ pic.twitter.com/e2GaWpCMGx— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) January 24, 2020
#マルチセンサー130 を張る!!
ハードル上げてくるね!!!
ナイロンマルチ・ナチュラル嗜好勢お楽しみに!!※区分はポリマルチなのか…!! pic.twitter.com/xHROAvp8sR
— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) January 23, 2020
ぺんてぃ
そして高耐久・スピン・コントロールの3項目において最も優れているとされる「ポリ」をトッププロ・トップジュニア選手の多くが使っているんだよね
本記事では、世界的な視点から見たトップジュニアのポリ使用率についてまとめてみました
【テニス】全豪OP ジュニア選手ストリングデータ!
- 男子トッププロのポリ採用率100%
- トップジュニアもポリ採用率「高」
- アマチュアがポリを使うのはあり?なし?
みんな単張りorハイブリットでポリを使っているってことでしょ?[/say]
ハイブリットではアルパワーを筆頭にルキシロンを組み合わせている選手がほとんどだよね!
ちなみにジュニア選手はあまりハイブリットを使っていないのが興味深いよね…
ぺんてぃ
現在の主流は「ポリ!」
- 各社ポリの開発に躍起
- ポリの使用を前提にラケット開発
昨今のテニス市場において最も研究開発に力を入れられているポリエステル
プロだけでなく、一般プレイヤーにもポリのメリットを引き出せるラインナップが充実し始めているのがポイントです
多くのプレイヤーがポリを採用する理由は端的にスピンが掛かるからです。
他の材質のガットには出来ないスピン量と軌道をコントロールできるため、競技力が高くなればなるほどポリエステルを選択します。
只、アマチュアこそ何でもかんでもポリを選べば良いというわけでもありません。詳しくは下記記事をどうぞ。
プロの使用率から考える
雑誌やテニスメディアで、全面もしくはハイブリでポリエステルを使っている選手は男女共に100%というデータがあります。
つまり競技を行う上でポリを有意義に使いこなすことは武器になることプロも認めています。
また全豪2019のジュニア大会の選手データも見てください。
あくまでヨネックス内のみの選手情報ですがノンデータを除くと全ての選手が、125ゲージ以下のポリを使っています。
プロだけでなく、プロを目指しているトップジュニア選手らもポリを選んでいるのです。
アマチュアがポリを使う上での諸注意
ポリを使うことで、威力のあるボールを安定的にコートに収めることが出来ます。しかしながらポリにもデメリットがあります。
- 手首や肘のケガの恐れ
- 力みの発生の恐れ
- 下手な張り方による先切れの恐れ
材質が硬いためケガをし易い
テニスの打球時にどのくらいの衝撃が起こるかご存知でしょうか?
簡易的な計算式での演算になりますが、188キロのサーブをレシーブするときに1.5t程度の衝撃が起きています。
アマチュアレベルの打球に置き換えても1t程度の衝撃を受けている計算になります。
それを普通のガットよりも硬いガットで受けた場合に、ケガをし易くなるのは容易に想像できますよね。
つまり技術的にスイートスポットで捉えられない・衝撃に絶えれない方は簡単に手首や肘を痛めてしまいます。
参考:Yahoo!知恵袋
無駄な力みの発生の恐れ
材質が硬い分、自分からスイング出来る方でないとボールにパワーを与えられません。ボールを飛ばせないと力んでしまい、この力みがパワーロスに繋がります。
パワーロスによって弱くなったボールは、相手にも叩かれやすくなります。
力んでボールを飛ばす・スピンを掛けるくらいなら、楽に飛んでくれるナイロンやナチュラルを使った方が合理的です。
ポリを使っているトッププロのテンションを下記記事で記載してます。個人的には50ポンド未満を進めています。
下手な張り方による先切れの恐れ
ポリは他材質に比べ突発的な伸縮に弱く、また折れ目が出来やすいという特徴があります。
そのためガットが1本1本ある程度均等に張れていない際に、打球衝撃が加わるとガットが不意に引っ張られ先切れしてしまいます。
自分で張ったガットは先切れしたことがありませんが、総合スポーツ量販店で張ったようなガットは真ん中で捉えても先切れしやすい傾向にあると思います。
少し高くなってしまっても専門店に出すことをお勧めします。