ぺんてぃ(@racket_labo)です
テニスにおける「飛び」について、解説します
「飛び」についての理解は、上達スピードの違い・勝敗結果を左右することに繋がります
飛びを求めるべきか・逆に求めない方が良いのかを理解し、今の自分が「飛び」に適切に対応できているかチェックしてみて下さい
飛びがプレイヤーに及ぼす影響
飛びのよさは、レベル帯によって感じ方が変わってくるよ!
飛びが合っている場合
- ボールが飛んでくれやすい
- 強く当てると、更に飛ぶ
- ネットミスさえ避ければ良い
- まれに凄いボールが打てる
- テニスが楽しい
- ボールを遠くに飛ばしやすい
- 鋭いボールが打ちやすくなる
- 上達が10倍はやい
- 苦手なショットが生まれづらい
- 回転のかけ方が想像しやすい
- 自分は運動神経が良い、と思える
- テニス楽しい
- ボールを遠くに飛ばしやすい
- ネットミスが気にならない
- 更に、鋭いボールが打てる
- 一定の球の速さでコントロールできる
- 一定の深さに調整できる
- 回転系のボールを深く打てる
- ボレーがさほど嫌いじゃない
- サーブがさほど嫌いじゃない
- なぜか上手い人に、まれに勝てる
- ストローク以外も積極的にしたくなる
- 更にテニス楽しくなる
- 飛びどうこう、あまり気にならない
- 一定の球の速さでコントロールできる
- 一定の深さに調整できる
- 回転系のボールを速く、深く打てる
- ボレーがつらくない
- サーブで相手を押せる感覚がある
- 自分と同じくらいの人に負けない気がする
- 自分より強い人にも、チャンスがありそう
- 長時間プレーしても疲れづらい
- テニス楽しい
- プレー中、飛びについて気にならない
- 相手の球威を殺して、コントロール出来る
- プレー選択をすぐに切り替えられる
- 実力差を除き、自分のプレーを遂行できる
- リターンをフカさない
- 勝敗の理由を厳密に分析出来る
飛びが合っていない場合
- ボールがアウトしやすい
- 特定のショットしか打てない
- バックハンドが特に苦手
- 打つ時に、凄く力が入る
- 同時期に始めた友達に差をつけられる
- テニスは楽しいが、ラリーが苦痛
- ボールがアウトしやすい
- スゴイ球は打てるが、入らない
- バックハンドが苦手
- ボレーが苦手
- 自分の運動神経を疑うことが増える
- 同時期に始めた友達に差をつけられる
- 自分より下手そうな人が、上のクラスへ
- 球出し練習は好きだが、ラリーが嫌い
- テニスは楽しいが、たくさんはしたくなくなる
- アウトを避けたネットが増える
- 凄い球は打てるが、続かない
- 速いボールか遅いボールしか打てない
- 一定の深さに入らず、ばらつく
- 回転を掛けると浅くなる
- バックボレーが苦手
- セカンドサーブが苦手、入らない
- 同じクラスの人に勝てない
- 自分の方が上手そうなのに、勝てない
- 試合に出たくない
- 強く打てない、シコラーになる
- 特定のショットは自信がある
- しかし同じくらい苦手なショットもある
- 勢いのあるボールをいなせない
- 強く打ってでしかポイントが取れない
- 自分のテニスをするのに必死になる
- したくもない、守備的なテニスをする
- 自分はどちらかというと練プロ、と思う
- 気持ちと努力に見合った、結果が出ない
- シコラーに弱い
- ラリー中、飛びを常に調整している
- 回転を掛けないと収まらない気がする
- ショートポイントが安定しない
- 攻めの速いプレイヤーが、明らかに苦手
- 実力相応の結果しか出ない
- 自分の不本意なミスが、怖い
- 球数が増えれば増えるほど安心する
- 負けた理由が「ミスが早かった」「ラリーで勝てなかった」が多い
- 常にテニスをやめることを考えてしまう
飛びに影響する 主な要素
面の大きさ★:大きいと飛びやすい、小さいと飛びづらい
フレーム厚★:厚いと飛びやすい、薄いと飛びづらい
ラケット重量★:重いと飛びやすい、軽いと飛びづらい
ラケット長さ★:長いと飛びやすい、短いと飛びづらい
ガットの太さ★:細いと飛びやすい、太いと飛びづらい
ガットの張り★:緩いと飛びやすい、硬いと飛びづらい※
スイングの速さ:速いと飛ばしやすい、遅いと飛ばしづらい
ボールの当て方:厚いと飛ばしやすい、薄いと飛ばしづらい
ボールの回転量:少ないと飛びやすい、多いと飛びづらい
コートの気温:高いと飛びやすい、低いと飛びづらい
コートの風向き:風上は飛びやすい、風下は飛びづらい
等
前提条件として「テニス」は自分の能力を100%発揮すれば常に結果がついてくる競技ではありません
逆に「30%」しか出せなくても、相手よりも適切に変化に対応出来れば結果を出すことが出来ます。
ただ「飛び」は様々な要素から変化するため、プレイヤーに難しい対応を求めます。
特に天気や会場等の違いによる環境条件、対戦相手の違いによる人的条件などは予測しづらいためプロでも頭を悩ませる要素です。
ゴルフやダーツなどと違って、テニス競技は「オープンスキル」を求められる場面が多い!
いかに対応出来るかが重要なんだ!
面の大きさ★:大きいと飛びやすい、小さいと飛びづらい
フレーム厚★:厚いと飛びやすい、薄いと飛びづらい
ラケット重量★:重いと飛びやすい、軽いと飛びづらい
ラケット長さ★:長いと飛びやすい、短いと飛びづらい
ガットの太さ★:細いと飛びやすい、太いと飛びづらい
ガットの張り★:緩いと飛びやすい、硬いと飛びづらい※
ラケットやガット等のボールに干渉するテニス用品は、飛びに強く影響する要素にあたります。
道具のセッティングは最低限の「知識・努力」さえあれば比較的安定させやすいため、これが出来ているのといないのとではテニス競技における土台の完成度に強く関わってきます
特に「初心者~上級者」の過程では適切な道具を選んでおくだけで、上達スピードや試合結果が変わるのは言うまでもありません
道具にこだわるのは「正しい」ことなんだ!
しっかりと勉強をして、めきめきと上達してね!!
続く②の記事にて、道具の選び方について解説しています。そちらも合わせてお読み下さい
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『飛び②』