飛びすぎ防止には適切なラケットを使おう!
と言われても、ラケットは2万円前後する高額消耗品
そうポンポン買い替えるのは正直難しめ
ぺんてぃ
って思った方は損な買い物をしている可能性も!!
先に下記記事からどうぞ!
だからこそ、ストリングセッティングだけでどう調整できるかもプレイヤースキルとして求められます
試合本番、セッティングが微妙だったから負けたなんて経験は、僕もしてほしくありません
18歳までと限られたジュニア期間、ひたすら練習とトレーニングすれば、格上に勝てると思ってない?
週に数回と限られた練習しか出来ない社会人が、合ってるか間違ってるかわからない練習内容を工夫するだけで勝てるようになると思う?
近道はない!けど自分が遠回りしている可能性は考えた方がいいよ!— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) October 7, 2019
本記事では飛びすぎを抑えるストリングセッティング方法と、試合に持ち込むラケットの調整についてまとめてみました!
適切なストリングセッティング
- 自分の飛びすぎのタイプを把握してる?
- タイプ別セッティングの解決策
- ハイブリットはちょっと待て!
飛びを抑えたいから無理に合わないポリを使ってみたり、飛ばないラケットに替えてみたりしてませんか??
ガットの調整はほんと大事!
ぺんてぃ
飛びすぎのタイプを分析
- ラケットのオーバーパワーが原因
- ラケットのパワー不足が原因
- ガットが緩すぎるのが原因
ぺんてぃ
何か飛びすぎるな~と感じたら、原因はこのどれかにあたるので自分の自覚症状と照らし合わせて原因分析をしていきましょう!
オーバーパワーの場合
- 適当に打つとアウトしがち
- 入れに行くとネットミスが急増
- ボールの距離感がわからなくなる
使い手に対してオーバーパワーのラケットを持たせてテニスをすると、スイングが小さくなるorスイングが遅くなる傾向にあります
人間の感覚機能・運動学習機能は優秀なので、毎ショットの結果を勝手にフィードバックし続けます。そのためずっとアウトし続けるというよりは、どちらかと言うと飛びを抑えるスイングに変わっていきます
結果プレイヤーのスピン量による調整能力がラケットパワーを制御できるキャパを越えた時点で、筋発揮をしないようにひたすら行動に抑制が掛かります
スイングに力みがあり、スイングスピードが遅い方のほとんどはオーバーパワーが原因!
ぺんてぃ
これで細ポリを張ってスピンを掛けて飛びを抑えようとしているケースは最悪!
更に球離れが早くなって、もはや制御不能状態!
パワー不足の場合
- ボールが抜けたアウトミスが多い
- 全体的にスピン量が少ない
- バックハンドが飛ばない
飛ばないラケットを使っているのに飛びすぎで困る方の多くは以下の悪循環にハマっています
- ラリーで主導権を握れないから攻め急ぐ
- フラット系の球種が増える
- 打ち込むと常にボール2個位アウト
- ガットを硬くして飛びを抑えようとする
- 更に飛ばなくなるからフラット系で打つ
- 打つとアウト、つなぐと浅い。
- 1へ戻る
ぺんてぃ
またこのタイプの方は全体的に、フォアよりもスイングスピードの落ちるバックハンドに極端な苦手意識がある方に多いよ
ジュニア時代の僕がそうでした!
ガットが緩すぎる場合
- 打球時ガット上でボールがダブつく
- 当てると飛びすぎ、振ると飛ばない
- ゆったりしたテンポになりがち
この方々はフレームは大体自分に合っているのですが、オーバーパワーを感じる方と似たようなもっさりした動きになりがち
ただオーバーパワーの方と大きく違う点は、ラケットをスイングしているのにボールが前に飛ばない、早いボールを打とうとすると何か打感がもっさりすると感じられる点です
ぺんてぃ
むしろ緩々でちょうどいいラケットだと感じている方は、もう少し飛ばないラケットを選んでテンションをやや上げた方が切れの良いボールが行きます
セッティングでの解決方法
- オーバーパワー→ゲージを太くする
- パワー不足→緩く張る or ガット変更
- 緩すぎガット→太ゲージ or ガット変更
ゲージを太くするメリット
その代わりボールが上に飛ばしづらくなるから、テンション調整は必要!
ぺんてぃ
オーバーパワー対策に最も効果が期待できるのは、同じガットの太ゲージを張る事!テンションを硬くする、ガット自体を変えるよりも即効性があり効果の期待値が高いです
ただゲージを太くすることで、「打感が鈍くなる・ボールが上に飛ばない・噛む打感が減少する」といったネガティブな要素もあります
ラケットを変えずに調整するために目を瞑らなければいけない要素です
ゲージを細くするメリット
ぺんてぃ
パワー不足の方はガット自体を変えるよりもまずはゲージを変えると良いと思います
125ゲージユーザーなら120に、130ユーザーなら125ゲージにすると良いでしょう。130→128のように0.02位の変化でも少し楽になったなと感じられるので、とにかくゲージを細くすることが重要です
ただ120ユーザーが115ゲージにトライするように、120未満のガットを使わなくならない場合は下記のガット変更を視野に入れる必要性があります
ガット変更について
というのもパワー不足かつゲージがあまりにも細くなってしまう場合、同じ材質間同士での変更だと期待値が明らかに低くなるよ!
ぺんてぃ
- 弾き感→モノ or ナチュラル
- ホールド感→ナイロンマルチ or ナチュラル
ポリからの変更の場合、いきなりハイブリッドを使うのはおすすめしません。一度単張りで問題点を解決出来ているか・フィーリングの方向性が間違っていないかが確認できないとガット選びの沼にはまることになります。
ナイロンorナチュラルでの好みを断定出来たら、後にそのガットをメイン(縦糸)に使ったハイブリッドを模索すると良いでしょう
メモ
ハイブリットは本当に難しい!
ただ単張りよりも更に良くなる可能性も秘めているので、一度我慢して足元を固めましょう/memo]
目的を今一度確認しよう!
一番ヤバい匂いがするのは、俄然ミクロスーパーww
これ1時間嗅ぎ続けたら100%決まるww
ヨネックスのレクシスは塩素系の匂いしますね!ウイルソンナイロンはほんのり甘い!
あれ?俺何をインプレするサイト作ってんだ?ww https://t.co/ckwa1jqvYP— ぺんてぃ@ラケットラボ (@ak_racket_labo) September 21, 2019
普段の僕みたいに、テニスをすることと同じくらい多種多様なラケット・ガットを楽しみたい!っていうのであれば、相性など気にせず好きなものを好きなタイミングで使うべき!
ただ僕も試合に出る時は、出るからにはその時の自分に合ったベストなセッティングをもって参戦します
自分自身のテニスに対する目標・夢は何でしょうか??
もし「上手くなること・勝つこと」が最優先事項ならば、自分のセッティングが正しいかどうか見極めて適切なセッティングで使っていくのがベストではないでしょうか??
ぺんてぃ
上達・戦績向上を追いかけ続けるプレイヤーと共に頑張っていこうと思います!
こんにちは
質問させてください。
ブイコア100 ポリツアーファイア120を使っているます。フォアハンドストロークはスピンも飛びも満足ですが、バックハンドストロークは浅くなってしまいます。まさに、本記事の2番目のパワー不足状態だと思います。
もう少し飛びがほしいのですが、仮にラケット変更するならどれがよろしいですか?ちなみに私はスピン系ショットで押し込んでくプレーをします。
よろしくお願いします。
ガットの変更はされました??
ブイコア100だとヨネックスのマルチセンサーやエアロンスーパーあたりとまずは合わせてみてはいかがでしょうか??
それでダメだった先には、ブイコア100の軽量モデル、EZONE100、インスティンクトMPあたりを試してみると良いと思います!
返信ありがとうございます。
ナイロンガットも使いたいのですがスピンをかけすぎるせいか、すぐ切れてしまって渋々ポリを使っている状態です。
Ezone100は以前使っていて飛びすぎていたので、ブイコア100の軽量モデルとインスティンクトMPを試してみます!
ハイパーgの1.25では飛ばすのに力を使い過ぎるので、1.20飛ばして1.15に挑戦しようとしています。1.20未満の細ポリは期待値より低くなるとありますが、どういうことなんでしょうか?やはりナイロンや、ナチュラル、飛びの良いポリの方が良いでしょうか?