スペック
- フェイス 95inch
- 基本重量 310g
- バランス 310mm
- フレーム厚 20-19mm
- 全長 27inch
- パターン 16/19
- グリップサイズ 2.3
- 発売時期 2017年 3月
製品特徴
- コントロールタイプ
- ホールド系
- 対象レベル 上級者~競技者
- パワーレベル 350
先日のツアーファイナルで、錦織選手を6-0,6-1で圧倒したアンダーソン選手の使用モデルです。ハイパーGを46Pで使用しました!
コントロールタイプ
フレーム厚は20-19mmと薄いですが、意外と飛んでくれたのが印象的でした。過去のREVO 2.0ツアー以外にもダンロップのエアロジェル200等を使っていた時期もあるのですが、今作の2.0ツアーが最も飛んでくれました。しなってくれるけど打ち負けない程度にほんの少しパワーを乗せてボールを打てます。薄ラケの中でも撓みのある柔らかいラケットと感じました。
ホールド系
しなる感じよりもボールを掴んでくれる印象の方が強かったのでホールド系に分類しました。さすがに20mmなので勝手に飛んでくれる感じは皆無ですが、無駄のないフラット気味の弾道でしっかりボールが飛ばせました。
個人的な話になりますが、自分は薄ラケだとバックハンドで攻めづらくなるため中厚ラケットを選んでいます。ラケットヘッドを回して打つフォームの両手バックなので、やや先端に重さを感じれないと鋭く振り切れないからです。
珍しく薄ラケにしては両手バックが打ちやすいなと思ったので、バランスこそ31.0mm前後ですが、重量配分でヘッドとグリップ側の両端に重さがやや集まっているのかもしれません。ヘッドのグラフィンXTと同じシステムですね。
対象レベル 上級者~競技者
意外と飛んでくれますが、やはり上級者以上でないと使いこなせないかなという厳しさは感じました。ツアーを使った後にCX2.0(インプレ詳細)を使うと2.0が楽に感じるくらいパワーには差があります。あとスライス系が地味に飛ばせなかったので黄金スペックになれている人も相対的にきついと感じるはずです。
元からの薄ラケ使いの上級者以上の方に気に入ってもらえるモデルだと思います。
まとめ
- スピンは意外と飛んでくれる
- 両手バックが打ちやすかった
- 元からの薄ラケユーザー向け
クラシカルなタイプのフレーム設計ですが、随所にパワーアシストを感じられる厳しすぎないツアーモデルです。フレームが撓んでくれるので4Gのような柔らかいけど芯のあるストリングが合うと思います。ハイパーGではすこしソフトすぎたかなと思います。
スリクソンマークからダンロップへとロゴが戻るにあたって、CX200というモデルが販売開始されました。スペック的に似ているためか、後継機種と位置付けたいかはわかりませんが、このCX2.0ツアーのマークダウンが起きています。国内正規品の新品が17,000円前後で手に入りますので、必要な方はお早めに購入することをお勧めします!
以上、REVO CX2.0ツアーのインプレでした!