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ピュアストライク 違い!ラインナップがわかりづらいので整理してみた!

ピュアドラ・ピュアアエロと毛色の違うラインナップを揃えるピュアストライク2017。しかしながら「同じデザインで似た名前ばかりでわかりづらい」というのがユーザーからした本音だと思います。

現にグーグルの予想検索でも、ピュアストライクの直後に違いという候補ワードが出てきます。

本記事は、メーカーの紹介・商品説明では足りない比較を中心に整理していきたいと思います!

ピュアストライク スペック比較

ピュアストライク比較 ラケットラボ専用

遠目では判別できないピュアストライクも、上記のように一覧にするとどこが違うのかハッキリします。それぞれの項目ごとに違いを上げた後に、トータルスペックの違いや使用感について取り上げていきます。

 

ピュアストライク フェイスサイズ

フェイスサイズについてはシリーズ通して基本設計は、【98平方インチ】になります。ピュアストライク100の1モデルのみフェイスサイズが異なっています。

カタログスペックのみ見比べ多彩には、ピュアストライク100とピュアストライク16/19の違いはこのフェース2平方インチの違いと5g差の重量のみなので、はっきりと違いは感じられないんじゃないかなと思います。

 

ピュアストライク フレーム重量

次はフピュアストライクのフレーム重量の比較です。モデルの中間値となるのがピュアストライク100の300g。それよりも軽いのがピュアストライクVSの295gで、その他3種は300gよりも重いです。

ただピュアストライクVSツアーの320gを除き、他の4機種の重量差は300g±5です。そのためラケット自体の各個体差で、順序がひっくり返る可能性があります。この重量差にはさほど慎重になる必要はないと考えられます。

 

ピュアストライク フレックス・バランス

ピュアストライクシリーズの大きな違いとなる特徴の1つ目になります。フレックスがピュアストライク3機種でFA70。ピュアストライクVS系統でFA67になっています。これが表すことは、ピュアストライクVSの2機種の方がしなる柔らかいモデルであるという事です。

VSは前モデルのピュアコントロールを意識したスペックになっています。デザインや名称は大きく変わるけど味付け自体には配慮しています。

引用 バボラHP

また、バランスポイントの違いにピュアストライクは3機種とも320mmとトップが走りやすい設計で、VSツアーは310mmと手元にバランスが来ています。現テニス市場のラケットにおいて基本設計で重量305gのバランス320mmを持つラケットは大変珍しいです。また各メーカが薄ラケの軽量化・パワーアップ化を図る中でVSツアーのようないかにも薄ラケットと呼べれるスペックも貴重な存在と言えます。

 

ピュアストライク フレーム厚・ストリングパターン

フレーム厚とストリングパターンにおいても、ノーマルモデルかVSかで異なっています。通常のピュアストライク3機種は21~23mmで構成されており、VSの2機種は21mmのフラットビームです。またストリングパターンも通常が16/19で、VSは16/20。そして通常のピュアストライクに18/20の細かめのラインナップを作ったよという構成です。

通常のピュアストライクの方がパワーがある設計で、VSの方はしなり感を強くしたコントロール重視の設計です。また横糸1本の違いで大きく変わる?と思われそうですが、横糸が増えると外側のガットのたわみが抑えられるので球離れが早くなります。

 

ピュアストライク 使用感比較

カタログスペックの比較より、どういったモデルかなという想像はついたかなと思いますので、実際の使用感の比較に移ります。

ピュアストライク100

【ピュアストライク100】が最も気に入りました。それは、厚くボールを捉えながらもボールが引っ掛かる感触があったからです。

雑に打ちに行っても飛びすぎづらく、またスピンを掛けても他モデルより失速感が少ないため一番攻撃的なボールが打てたのは【ピュアストライク100】でした。

 

ピュアストライク16/19、18/20

カタログスペックでは感じられない差が【ピュアストライク100】との間にありました。

具体的にいうと本2モデルの方が飛ばず、特に【18/20】は扱いがかなり難しかったです。どちらも使用感がグラフィンが搭載される前のスピードMPに近く、ラケットの柔らかさを感じることは出来るけどパワーのあるボールを飛ばしづらい印象です。

裏を返せば変に飛ばない分、コントロール性能は高いです。

ピュアストライクVS

ピュアストライク100の次に使いやすかったモデルになります。操作性だけを考えたら【ピュアストライク100】よりもピュアストライクVS】の方が癖なく使えると思います。

本モデルの方がボールを加えこむ性能が高いように感じます。またパワー自体も感じることが出来ます。湿った打感が好きな人は同シリーズの中でも【ピュアストライクVS】がおすすめです。

ピュアストライクVS ツアー

ぐりぐりで押し込むボールを打つ自分の球質的には最も良さを発揮することが難しかったフレームです。逆にオールラウンドにストロークもボレーも打ち抜きたいという方なら【ピュアストライクVS ツアー】がいいでしょう。

当てるだけではもちろんボールは飛んでくれないので、U18のジュニア選手~体育会の方じゃないと満足に使いきれないかなと思います。重さというメリットを除けば、【ピュアストライク100】の方が鋭い球を飛ばせると感じられやすいと思います。

 

ピュアストライク まとめ

  • ピュアストライク100がおすすめ
  • 使いやすさはピュアストライクVS
  • コントロール性能は共通して良い

前作のピュアストライクよりもはるかに球持ちが良くなり、使いやすくなりました。しかしながらフレームの薄さの割にピュアストライク3機種はフレックスが硬いので、細いガットだと打球感に頼りなさを感じてしまいやすいです。そのため、1.25から1.30ゲージでガットを選ぶ必要があります。個人的なおすすめは1.30ゲージのポリを46Pくらいで張ることです。

全国大会で活躍しているジュニア選手のセッティングを今回はそのまま使わせてもらいました。その子はプロハリ1.30を46~48Pで張っていました。

 

 

 

 

 

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