10年以上前にリリースされたロングセラーモデル。
ゴーセンの他のポリラインナップに、G-TOURやエッグパワーといった知名度もあるストリングがあるのに、わざわざポリブレイクを使っている選手も多いです。
ポリブレイク16を使っています。
— 望月勇希 YUKI MOCHIZUKI (@mochi_teni_) 2017年8月6日
インカレ優勝経験のある望月選手もポリブレイクを使っているそうです。
ポリブレイク ゴーセン インプレ
反発性能★★★☆☆
若干硬質気味なガシッとした打感から、パワフルなボールが飛びます。ボールスピードは速めだと思います。
1.24mm(16Lゲージ)は軽いタッチでボールが飛び、1.31mm(16ゲージ)は飛びが控えめなのかなと感じました。
EZONE98に16ゲージで簡単にボールを飛ばせている望月選手の凄みがわかります。
スピン性能★★★☆☆
失速感の少ないスピン系のショットが打ちやすかった印象。16ゲージは自分から振っていかないとホールド感は感じられません。
中厚ラケットに張ると飛びの収まりが良い感じになって、薄ラケに張るとしっかりボールが伸びてくれるような感覚です。
潰すスピンよりも転がすスピンの方が掛かりやすいと思います。
テンション維持★★★☆☆
テンション維持性能は平均ちょい上レベル。リリース時期はかなり前のモデルなので驚きです。
ガット自体が硬めな分伸び辛いのだと思います。硬めのポリを柔らかめで張ると、打感をボケさせずにしっかり飛ばす仕様に出来ます。
今時の柔らかいポリは、ローテンションで張ると打感がぼけたりホールドしすぎたりし、球筋がもっさりします。
もっさり感を嫌う方は硬いポリを使ってもいいと思います。
ポリブレイク ゴーセン まとめ
- 若干硬めな打球感
- スイングスピードが速い方向け
- ローテンションでの使用◎
1.2世代と呼ばれるポリに慣れている方からすると、このくらいの硬さは必要だと思います。とはいってもスーパースマッシュのようにがちがちに硬いわけではありません。
最近リリースされるポリは全体的に衝撃吸収に優れた打感の物が多いため、ポリブレイクやプロハリの愛用者が絶えないのだと思います。
ポリプラズマピュアとやや使用感が似ています。
ポリブレイクは表面が良く滑るので、ハイブリットの横ポリとしての使用も向いています。