スペック
- フェイス 98inch
- 基本重量 295g
- バランス 315mm
- フレーム厚 20-23-21mm
- 全長 27inch
- パターン 16/19
- グリップサイズ 0.1.2.3
- 発売時期 2013年11月
製品特徴
- コントロールタイプ
- ホールド系
- 対象レベル 中級~競技者
- パワーレベル 550
ヘッドの人気モデルのラジカルをインプレしていきます!また最新モデルを詳細にインプレするために2014年から遡って打っていきます!
学生の時にちょうどこのモデルを試打し、めちゃめちゃ打ちやすいなと思った経緯があります。再び触れることになって、使用するのがかなり楽しみでした!(笑)
コントロールタイプ
これまでのラジカル通り「癖がなく打ちやすい」ラジカルだと感じました。打てば打った分だけいいボールが行ってくれる感覚です。
前作のユーテックIGラジカルはフレーム厚が21.5mm、今作は20-23-21mmとテーパー加工になっています。いわゆるラウンド形状ともちょっと違うのですが、ラジカルは完全なボックス形状ではないので、弾き感やパワーを感じやすいいんじゃないかなと思います。
【スピード】よりもフレームが柔らかく、伸びるようなスピンショットを打ちやすいと思いました。
ホールド系
前作の【IGラジカル】よりも、打球感がバシュッという柔らかい感覚になりました。いわゆる打ち応えが減ったことにより、パワーロスも少なくなったように感じます。
グロメットをよく見てみると、【ピュアアエロ2016】に採用されたもののようにガットが動くように楕円形状なっています。只の丸形状ではなく、楕円形上のグロメットをフレームサイド部に採用することで、球持ち感とスピン性能を上げる狙いがあるように思えます。
対象レベル 中級者~競技者
当てるだけで呼ぶようなラケットではありませんが、振れればいいボールが飛んでくれやすいのでハードルはかなり低いです。適当に打ってもストレスなく伸びるボールが打ててるので、実はピュアドライブよりも自分に合っているんじゃないかなとも思わせてくれます(笑)
個人的にネックなのが295gという、300gを微妙に切っているというカタログスペック。この5gの軽さがなんか妥協してしまったように感じて、使うのを遠ざけようとする自分がいます。 重い個体の物を選べばいいのでパフォーマンスに全く影響ないので、いわゆる見栄というやつですね。誰も自分が295gのラケット使っている事に対して何も思わないのに(笑)
という感じで、個人的には申し分のないパワー性能を感じています。
まとめ
- 前作よりも飛ぶ設計
- ピュアアエロのようなグロメット
- 伸びるスピンを打ちたい方向け
もうちょっと使い込んでみていいな、となったらピュアドライブ2012を手放してラジカルに完全移行するかもしれません。その移行先が本記事の2014モデルか、XTの2016モデルか、一番新しい2018モデルになるのかはこの先の使用感次第です!
ちなみにラジカルは張りづらいと有名ですが、このモデルに関してはさほど変形も感じなかったしストリングも張り易かったです。
只、【ウルトラ100CV】も選択肢からは捨てがたくかなり迷う所ではあります。錦織もウルトラツアー95を使うという事で、このデザインも目新しいですしね。
本記事で出てきたラケットのインプレは下記リンクからどうぞ!