スペック
- フェイス 98inch
- 基本重量 295g
- バランス 325mm
- フレーム厚 21mm
- パターン 16/20
- グリップサイズ 1.2.3
- 発売時期 2013年12月
新製品ではピュアストライクVSという名称に変えられてしまったモデル。メルカリでしばしば見かけ、買い手が比較的見つかりやすいモデルです。半年ほど使ったのでそのインプレを乗せていきます!
製品特徴
- コントロールタイプ
- ホールド系
- 対象レベル 初心者~競技者
- パワーレベル 600
コントロールタイプ
ピュアコントロールは名前に偽りなく、コントロールしやすいモデルとなっていました。ただ!意外とパワーがあるためストリング選びに頭を悩まされた時期がありました。アルパワーやプロハリ等の125ゲージを使うとやや引っ掛かり感が強くなりすぎ、一方で130ゲージを使うと飛びが鈍くなりすぎるという実態がありました。
最終的には、4Gもしくはプロハリの1.30ゲージを50ポンドで張ると選択肢がベストになりました。理由としては、ラケット自体がかなり柔らかいので、弾きを出すために硬くしたという点と、ボールを暴れさせないためには硬めのポリの130ゲージが良いという点が決定打です。
ホールド系
このモデルにもウーファーは採用されています。そのためバボラらしい打球感は感じることが出来ます。ちなみに新しいピュアストライクにも従来のウーファー機能が搭載されています。これらの点は、ピュアドライブやピュアアエロと異なる点で、古くからのバボラの薄ラケットが好きなユーザーが打球感の変化により離れないようにしたいという設計の意図が垣間見れます。
ちなみに普通のピュアストライクよりも、シャフト部が太いのが特徴です。このシャフトがぶれずにしなってくれるため、不快感のない柔らかさを感じることが出来ます。
対象レベル 初心者~競技者
飛ばないという事がないので、元運動部だった初心者なら比較的問題なく使ってあげられるのかなと思います。上級者の人もピュアコントールが好きで長く使い続けている方も多いです。軽め・トップヘビー気味という条件が苦手でなければ打球感も柔らかいので気に入って使えるんじゃないかなと思います。
またこのピュアコントロールをより上級者向けにしたのがピュアコントロールツアーというモデルで、現在ではピュアストライクVSツアーという名称になっています。どちらのモデルも、ツアー無モデルと同じく意外と飛んでくれるのでそこまで厳しい印象は受けませんでした。
まとめ
- 打球感は変わらず継承
- 意外とパワーが感じられる薄ラケ
- 運動部経験者なら初心者もOK
ピュアストライクVSの新規ユーザーがあまり増えていないところを見ると、ピュアコントロールで満足してしまっているため買い替える必要性を感じていないのじゃないかなと思います。ちなみにプロだと、今井慎太郎選手がピュアストライクVSを使用しています!