テニスラケットを買う上で最も気になる要素のひとつがデザインです。
🆕遂に公開!ウイルソンが2019年、世に放つ革命ラケット「クラッシュ」が解禁!
昨年よりダズル迷彩模様が話題になっていた「メチャしなる、でもぶれない」というラケットの全貌が明らかになりました!https://t.co/Y0TdKScG2s#ウイルソンの革命 #テニスラケット #テニス365 #Wilson pic.twitter.com/qspE4GJLRx— tennis365.net テニス365 (@tennis365) 2019年1月31日
目新しさを引くデザインから、過去モデルを参考に懐かしいと思わせるデザインまで工夫が凝らされたラケットが多いです。
そんなデザインの要素が、実はラケットの使用感にも影響しているという事実を踏まえ記事にしてみました。
デザインで変わる使用感について
打球感は塗装材にも左右される
モデルチェンジをしたら大きく感覚が変わった。という経験をされた方も少なくないはず。なぜなら実はデザインに用いられる塗装材によっても打球感が違ってくるからです。
塗装に用いられる材料には大きく2種類あります。
- グラス塗装 (ぴかぴか系)
- マット塗装 (艶消し塗装)
グラス塗装を採用したパターンの方が、フレームにボールが乗りやすくなります。
一方のマット塗装を施したフレームは、弾きが良くなると言われています。
言い換えるとグラス塗装の方が食いつきが良いモデルに、マット塗装を施したラケットはあっさりした打球感になりやすい傾向があるという事です。
打球音にも影響がある
塗装は打球感だけでなく打球音にも影響します。艶のあるラケットはより「ジュッ」とした音が加わり、艶なしのラケットは「パーン」という音になりやすいです。
グロメットやカーボン成型の条件の方がよりラケットに影響するのですが、最終的な味付けを決める要素が実は塗装という一面があります。
メーカーも塗装にはかなりこだわっている
テニスメーカーは新製品を出すときに数度に渡り試作を行います。そして聞いた話にはなりますが、完成品にする前に同じ型の艶有のフレームと艶なしのフレームも用意して打ち比べるそうです。
もちろん配色やデザイン的な要素も踏まえてという事にはなりますが、それくらい塗装にはこだわっているのです。
単にかっこいい・かっこ悪いのみでラケットを作っていないのです。
実際に自分のラケットがどうなっているか、また気になるラケットの塗装はどうかという事を考えるのもテニスラケットを選ぶうえで重要かつ楽しみの要素になっていきます。